雲上ウオッチブランド【パテック フィリップ】が開発に12年を費やした初の毎時3万6000振動クロノグラフ

5月も半ばを過ぎ、2022年春に発表された新作時計が徐々に店頭に並び始めている。そんな中、時計界の唯一無二のステータスブランドである【パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)】において、俄然注目を集めているのがハイビートムーブメント&スポーティな装いのクロノグラフだ。

アフター・ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブで明かされた革新的なメカニズム

スイスのジュネーブで先日開かれたウォッチズ&ワンダーズ 2022の最終日、パテック フィリップがとんでもないニューモデルを発表した。本来はアドバンストリサーチの枠組みだったという新型クロノグラフで、パテック フィリップとしては初の毎時3万6000振動のハイビートを実現した新型ムーブメントを搭載している。

 

「1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ」と名付けられたこのニューモデルに投入された特許技術は、全31件(Oscillomax®調速機構における17件を含む)もある。そのうち、7件が本機のために考案されたものというから驚きだ。シリコン製の1/10秒計測針に赤い着色を施す手法のほか、「振り子式ショック・アブソーバー」「アンチ・バックラッシュ機能を備えた1/10秒駆動車」など、そのどれもが、ひと言では語り尽くせぬ技術成果ばかり。

なお、「1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ」はレギュラー展開とのこと。ただし、これだけの最高峰なら非限定でも入手は困難を極めることだろう。

パテック フィリップ「1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ」 Ref.5470P 価格要問い合わせ

12年もの開発期間をかけて7つの新技術を含む31の特許により完成した、革新の1/10秒クロノグラフ。プラチナケースにレッドステッチの効いたカーフストラップを合わせ、スポーティな装いにまとめた。中央に1/10秒針、3時位置に瞬時運針式30分計、9時位置にスモールセコンドをレイアウト。

スペック:手巻きムーブメント(Cal.CH 29-535 PS 1/10)、毎時3万6000振動、最小48時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)、エンボス加工ファブリック柄のハンドステッチ・カーフスキンストラップ。直径41mm( 厚さ13.68mm)。3気圧防水。

 

問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109 https://www.patek.com/ja

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