1860年創業のラグジュアリーブランド【ショパール(Chopard)】が、パートナーシップを結びタイムキーパーを務める自動車レース、ミッレ ミリアの名を冠する新作時計を発表した。「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」は、オールステンレススチールモデルが1000本限定で99万円(税込)、リューズ・プッシュボタン・ベゼルに18Kエシカルローズゴールドを使ったエレガントなバイカラーモデルが250本限定で145万2000円(税込)となっている。
ショパールとミッレ ミリアの協力関係を加速させるクロノグラフ
1927年に77名の参戦者でスタートし、現在では“世界で最も美しいレース”と称えられているイタリアの伝統的な自動車レース、ミッレ ミリア。今年は6月に開催されたが、ショパールは35年連続で同レースのワールドスポンサー及び公式タイムキーパーを担った。ショパールの共同社長であるカール-フリードリッヒ・ショイフレ氏が34回目のレース参戦を果たすなど、両者の関係はさらに深いものとなっている。また、彼の共同ドライバーを何度も務めた伝説のレーシングドライバーで、ショパールのアンバサダーであるジャッキー・イクス氏もイベントに出席した。
毎年リリースされているミッレ ミリアとのコラボレーションウオッチの最新版「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」は、人気のミッレ ミリア GTSを基調とし、エポックメーキングなカーレースへの敬意を表するデザインが加えられている。
コントラストが映えるタキメータースケール付きベゼル
「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」は、オールステンレススチールモデルと18Kエシカルローズゴールドを使ったバイカラーモデルの2型がラインナップされている。文字盤デザインは共通で、サーキュラーサテン仕上げを施した軽やかでスタイリッシュなシルバーグレーに、針とインデックス、タキメータースケール付きベゼルのインレイに鮮やかなブルーを配色。エレガントなクロノグラフとしてまとめた。また、1960年代のダンロップ製レーシングタイヤのトレッドをモチーフとするパターンが印象的なカーフスキンストラップも、ラバーのライニング部をブルーとし、統一感のある外観としている。
30分積算計(12時位置)と12時間積算計(6時位置)に、カタツムリの殻を彷彿とさせるスネイル仕上げを用い、スモールセコンド(9時位置)と差別化。サイズもやや大径とし、クロノグラフ計測の読み取りやすさを追求した。クロノグラフの関連針はミッレ ミリアのロゴカラーに合わせて鮮やかなレッドとし、日付表示の上部サファイアクリスタル風防にはスマートな拡大鏡が設けられている。
COSC認定クロノメーターの高精度な自動巻きムーブメントを搭載
本機は、スイス公式クロノメーター検定機関COSCの認定を受けた高精度な自動巻きムーブメントを搭載している。信頼性が高く、48時間のパワーリザーブを備えるこのキャリバーを内蔵する44mm径ケースは、8本のビスで留める裏蓋を持つ。ここにはミッレ ミリアのオフィシャルロゴ、シリアルナンバー、そして北イタリアのブレシアを出発して南方のローマへ、さらにローマから北上して再びブレシアへと戻る、ミッレ ミリアが辿るルートを意味する刻印がなされている。
問い合わせ先:ショパール ジャパン プレス TEL.03-5524-8922 https://www.chopard.jp/
Text/三宅裕丈
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