ドイツの名門筆記具ブランドとして世界中で愛されている【モンブラン(MONTBLANC)】。時計界へは1997年に本格進出を果たし、持ち前のクラフトマンシップを遺憾なく発揮したコレクションを展開している。人気の「スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ」は、19世紀に活躍した伝説的な時計職人であるニコラ・リューセックにオマージュを捧げるモデル。今回新たに、DLCコーティング仕様の限定500本モデル(104万2800円/税込)と、ステンレススチールのレギュラーモデル(99万5500円/税込)がラインナップに加わった。
クロノグラフのルーツとなる装置を独自に解釈
フランス国王付きの第6代目の時計職人、ニコラ・リューセックは競走馬がゴールラインを通過した瞬間を正確に記録するために、2つの回転カウンター上に一滴のインクを落とす固定ペン先を用いた独自のタイムキーパー装置を1821年に開発した。この革新的な装置は当時のパリ科学アカデミーのメンバーらに賞賛され、のちのクロノグラフのルーツになったと言われている。2007年、モンブランは稀代の天才ニコラ・リューセックが生み出した傑作を独自に解釈し、60秒と30分間の計測カウンターを水平に並べたクロノグラフを発表。カウンターはそれ自体が回転する仕組みで、間に設置された単一のインデックスマーカーが経過時間を指し示すユニークな表示方法となっている。
インクをイメージさせるブルーを随所に配色
今回発表された新バリエーションは2型で、DLC加工のブラックステンレススチールモデルとオーソドックスなステンレススチールモデル。いずれもニコラ・リューセックが開発したオリジナルの装置からヒントを得て、インクカラーを想起させる深みのあるブルーを随所に用いている。
ディテールごとの機能美も光るものがある。43mmぺブル型ケースは人間工学に基づいた設計で腕馴染みが良く、これにデザインも操作性も良好なオニオン型リューズをセット。文字盤にはパリの石畳の道を由来とする幾何学模様=クル・ド・パリ装飾を施すことで、クラシカルな雰囲気と光の反射が抑えられている。フランジには1821年に二コラ・リューセックの開発を認証したパリ科学アカデミーを表す「ACADEMIE DES SCIENCES DE PARIS」と「CHRONOGRAPHE NICOLAS RIEUSSEC」の英字があしらわれている。
初の自社ムーブメントである「キャリバーMBR200」を搭載
搭載ムーブメントは、モンブラン初の自社ムーブメントとして注目を集めた「キャリバーMBR200」を本機も採用。ユニークなモノプッシャー(1つのプッシュボタンでクロノグラフを操作)タイプで、左腕着時なら右手の親指だけでスタート→ストップ→リセットが行えるようにボタンは8時位置にレイアウトされている。さらに時間と日付を調整するための便利なリセット機能も備えているなど、海外渡航が多い人にも向けられたクロノグラフとなっている。
問い合わせ先:モンブラン コンタクトセンター TEL:0800-333-0102 https://www.montblanc.com/ja-jp
Text/三宅裕丈
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