試着レビュー付き【ブライトリング】の人気時計「クロノマット」から40mm径のGMTウオッチと38mm径のラグジュアリーモデルが登場

スイスの高級時計ブランド【ブライトリング(BREITLING)】から、人気コレクション「クロノマット」の幅を広げるニューモデルが2種類リリースされた。ひとつはケース径40mmの「クロノマット オートマチック GMT 40」で、第二時間帯表示を搭載。もう一方がケース径38mmの「スーパー クロノマット オートマチック 38」で、ベゼルのダイヤモンドセッティングが魅力となっている。

クロノマットの中間サイズのバリエーションが拡充

 

ブライトリングの「クロノマット」は、最大は44mm径のクロノグラフから最小は32mm径の3針クオーツまで、幅の広いラインナップも魅力となっている。ここに2022年、腕が細めの人にもフィットしやすい40mm径の「クロノマット オートマチック GMT 40」と、38mm径の「スーパー クロノマット オートマチック 38」が加えられた。

 

様々なシーンにマッチするGMTウオッチ

「クロノマット オートマチック GMT 40」は、クロノマットのシンボルであるクロノグラフをあえて省き、デュアルタイムゾーンの表示機能へと置き換えて、40mm径のスマートなデザインにまとめられている。ブラック、ブルー、グリーン、アンスラサイト、ホワイトの5色のダイアルカラーが用意されており、それぞれフランジに24時間表示を備える。これを24時間で1周する赤いGMT針が指し示し、第二時間帯を表す仕組みだ。視認性の高さとともに、シンプルなデザインも特徴といえる。

また、防水スペックは通常使用に余裕の200m防水のため安心感があり、スタイリッシュな佇まいでジャケットとの相性も良い。まさに“どんな状況にも応えるウオッチ”というクロノマットの使命を体現しているかのようだ。


ブライトリング「クロノマット オートマチック GMT 40」 Ref.A32398101B1A1 69万3000円/自動巻き(Cal.ブライトリング32)、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、ドーム型サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径40mm、厚さ11.7mm、重量153g。200m防水。

 

38mm径モデルはベゼルにダイヤモンドをセッティング

38mm径の「スーパー クロノマット オートマチック 38」は、ミントグリーンとアイスブルーの2色のダイアルで展開される。ベゼルにラボグロウンダイヤモンドを贅沢にあしらっており、よりラグジュアリー志向の強いポジション。モデル名にある「スーパー」は、ベゼル上の4つのライダータブとリューズがセラミック製であることと、ラバールーローストラップの設定があることを示しており、クロノマットの中でも特別な存在であることを意味している。


ブライトリング「スーパー クロノマット オートマチック 38」 Ref.A17356531C1S1 116万6000円/自動巻き(Cal.ブライトリング17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ラバーストラップ、ドーム型サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径38mm、厚さ11.8mm、重量101g。100m防水。

 

トレーサブルウオッチもブランド初登場

「スーパー クロノマット オートマチック 38」をベースとする、ブライトリング初のトレーサブルウオッチ「スーパー クロノマット オートマチック 38 オリジンズ」も同時に発表された。本機に使われているゴールドとラボグロウンダイヤモンドは、オーナーに透明性のある情報が提供され、紛争や人権侵害とは無縁のマテリアルであることが明確化されている。なおブライトリングは2025年までに、ゴールドは責任を持って調達された職人による小規模採掘のゴールドへ、ダイヤモンドはラボグロウンダイヤモンドへと切り替えるプロジェクトをアナウンスしている。本機はその先駆けとなる一本だ。


ブライトリング「スーパークロノマット オートマチック 38 オリジンズ」 Ref.R17356531G1S1 242万円/自動巻き(Cal.ブライトリング17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。小規模鉱山から発掘されたゴールドのケース、ラバーストラップ、ドーム型サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径38mm、厚さ11.8mm、重量120.5g。100m防水。

 

問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/ ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。

Text/三宅裕丈

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