時計専門誌『ウオッチナビ』では、毎年年末号で人気時計をあらゆる角度からランキングにして紹介する大特集を組んでいる。順位付けのデータは当サイト『WATCHNAVI Salon』で募ったアンケートをベースにしているため、その年の人気時計を把握できるようになっている。
本記事では最新号(Vol.88)のランキング特集より、「2022年に欲しいと感じた時計(総合ランキング)」の4位→2位を公開。
【総合ランキングNo.4】 IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ・クロノグラフ」
IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ・クロノグラフ」 Ref.IW371620 107万2500円
1998年から続くロングセラーの新バリエーション。2019年に自社ムーブメントに改めたのを機にシースルーバック化され、機械式時計としての魅力をアップ。端正な縦2つ目ダイアルに繊細なインデックスとリーフ針が好相性だ。
スペック:自動巻き(自社製Cal.69355)、毎時2万8800振動、46時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、ラバーストラップ。直径41mm、厚さ13mm。3気圧防水。
●ショップの評価
「人気モデルのラッカー仕上げダイアルです。ブルーラバーでエレガント&スポーティ」(COMMON TIME 渋谷公園通り/佐竹 真さん)
●投票者のコメント
「ドレス顔のクロノグラフで100万円クラスまでの時計なら、このポルトギーゼが一番だと思う」(時計はやっぱりiwcさん)
問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/
【総合ランキングNo.3】 ブライトリング「スーパーオーシャン オートマチック 42」
ブライトリング「スーパーオーシャン オートマチック 42」 Ref.A17375211B1A1 61万500円
1960年代の傑作ダイバーズから着想を得たスタイリッシュデザインに一新し、2022年夏季に鮮烈デビュー。四角いマークの付いた秒針やバーインデックス、セラミックインレイベゼルから文字盤へのリズミカルな意匠は視認性も抜群だ。36、42、44、46mmの4サイズ展開も人気の理由。
スペック:自動巻き(Cal.17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、セラミックベゼル。直径42mm、厚さ12.5mm。300m防水。
●ショップの評価
「随所にこだわりが感じられるシンプルデザイン。日常使いできるダイバーズです」(TANAKAウォッチギャラリー久屋大通店/原明日香さん)
●投票者のコメント
「スローモーションの意匠を踏襲していてダイバーズウオッチながら厚さも控えめで腕馴染みもとてもよい」(masahiro6170さん)
問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/
【総合ランキングNo.2】 IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・マークXX」
IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・マークXX」 Ref.IW328204 85万2500円
IWC伝統の航空時計の末裔であるマークⅩⅧの基本デザインとケース径を継承しながら、ベゼルをサテンからポリッシュに改めるなど細部を熟成。120時間駆動の新型ムーブメントを搭載するほか、ブレスレットにクイック交換システムを備える。オーソドックスなブラック以外に、ブルーとグリーンのカラーバリエーションも話題をさらった。派手な告知もないサイレントローンチだったにもかかわらず、確かな進化が評価された。
スペック:自動巻き(自社製Cal.32111)、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径40mm、厚さ10.8mm。10気圧防水。
●ショップの評価
「IWCパイロット・ウォッチの正統な継承者。スペックが大幅に改良された間違いない一本」(トミヤ メカミュージアム店/西本一進さん)
●投票者のコメント
「マークⅩⅧも良かったが、ポリッシュ面を広げた外装は立体感と高級感が増した。ムーブメント改良も進んでいる」(あんトーストさん)
問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/
※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。本記事は『ウオッチナビ 2023 Winter Vol.88』より抜粋・編集しています。