祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.39【2021年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第39話。

今回は、カスタム可能な「MY G-SHOCK」や懐かしいG-SHOCKの復刻モデル、あらゆるシーンで活躍するフルメタルモデルなど、豊富なラインナップとなった2021年を振り返る。

 

2021年:「MY G-SHOCK」がブランドの幅を広げ、カスタマイズという新形態を生み出す

2021年は、新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックで延期されていた東京2020 夏季五輪が開催されたほか、ゴルフトーナメントの最高峰であるマスターズで松山秀樹選手がアジア人初制覇という偉業を成し遂げた。また、日本では岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に、アメリカ合衆国ではジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任した年でもある。ファッションの分野では、オーバーサイズが引き続き支持を集め、ワーク系ブランドのカバーオールが流行。現在も人気のアイテムとして若い世代を中心に広まっている。

そして2021年のG-SHOCKといえば、新たなサービス「MY G-SHOCK」がスタートした歴史的な年でもある。これはG-SHOCK初号機のスクエアフォルムを受け継ぐモデルをベースに、ベゼルやバンドなどのカラーを選択でき、自分好みのG-SHOCKにカスタマイズできるというもの。公式サイトの専用ページからオーダーできる手軽さで、G-SHOCKの進化にも繋がる新しいカテゴリーとして期待されている。

WEBのカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」が誕生。初期角型デザインの「DWE-5610」をベースに、100億通り以上から自分だけのG-SHOCKが作れる。

 

MTG-B2000XD-1AJF/メタルにファインレジンパーツを組み合わせたレイヤーコンポジットバンドを採用。バンド裏面を空洞化させ、樹脂の比率を増やすことで、軽量化と装着感を同時に向上させた。4月発売。当時の価格14万8500円(税込)。

 

DW-5900TS-4JF/透明の蛍光文字盤で下部の液晶やモジュールが透けて見えるデザイン。ELバックライトが淡い光を放つ点も新鮮だった。9月発売。当時の価格1万2100円(税込)。

 

GMW-B5000TVA-1JR/バーチャルワールドにインスパイアされたフルメタルスクエアモデル。10月発売。当時の価格19万8000円(税込)。

 

AWM-500-1AJF/アナログ・デジタルモデルをフルメタル化したAWM-500シリーズのバリエーション。高輝度なフルオートダブルLEDライトやワールドタイムなども搭載している。10月発売。当時の価格7万4800円(税込)。

 

DW-5600REC-9JF/5600シリーズの初期カラーバリエを復刻させたモデル。1987年にG-SHOCKで初めてフルイエロー仕様として登場し、人気を博したDW-5600C-9BVがモチーフだ。11月発売。当時の価格1万3200円(税込)。

 

Text/WATCHNAVI編集部

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