本格的なメカニカルウオッチとしてコレクターからも評価が高い「オリエントスター(ORIENT STAR)」から、趣味性と実用性を併せ持つ普遍的なデザインのニューモデルが6月に発売(予定)されることとなった。
ムーンフェイズやカレンダー、セミスケルトンを巧みにレイアウト
オリエントスターは、オリエントの上位ブランドとして1951年に初登場し、現在ではクラシック、コンテンポラリー、スポーツの3コレクションから構成されている。今回取り上げる新作は、これまでクラシックで展開してきた「メカニカルムーンフェイズ」を、コンテンポラリーに変換した意欲的なモデルで、デザインや機能をいちから作り直した。
コンセプトは“地球から見た月”。宇宙の広がりを思わせる放射模様を施したダイアルの6時位置のムーンフェイズ(月齢表示)を月とし、その向こうに見える9時位置のセミスケルトンを地球に見立てている。そして小窓から覗くことができるムーブメントのテンプの動きで地球の生命観を表すなど、テーマに基づいたこだわりのデザインを取り入れた。
文字盤のバリエーションは、ブラック、ホワイト、アイボリーに加えて、ブラックダイアルにゴールド色のインデックスと針を使ったプレステージショップ限定モデルの4種類。ケースとブレスレットには耐食性に優れる316Lステンレススチールを用い、ザラツ研磨を施してエッジを効かせた力強い外観に仕上げた。風防はサファイアクリスタル製で、硬度が高いため傷がつきにくく、両面無反射コーティングして読み取りやすさを追求している。
搭載ムーブメントは、自社製の「キャリバーF7M63」。6時位置に月齢と小針で指し示す日付の表示、9時位置にセミスケルトン、12時位置にオリエントスター固有のパワーリザーブインジケーターを備える。駆動時間は50時間以上という同社製の最新仕様であり、日常使用に快適さをもたらすスペックとなっている。
リューズのトップにブラックもしくはネイビーのセラミックでできたアクセントを添えるなど、モダンデザインに生まれ変わった新メカニカルムーンフェイズ。ビジネスから休日まで着用できる実用派であり、今宵の月を思い浮かべる際にも役立つロマンチックな機械式時計でもある。
問:オリエントお客様相談室 TEL.042-847-3380
https://www.orient-watch.jp/orientstar
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