例年ならばスイスで行われる世界的な時計見本市で、ウオッチブランド各社は新作を発表する。しかし今年は新型ウイルス感染症の影響により、これらは中止や延期となり、代わりにインターネットでニューモデルを公開するブランドが登場した。そのような形式を採った時計メーカーより、国産時計の最高峰に君臨する「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」を紹介。
次世代グランドセイコーを担う新技術を一挙公開!
1960年当時の技術の粋を結集したグランドセイコーの60周年アニバーサリーモデルが充実。最高峰の腕時計を目指し、正確さと美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高次元で追求・実現してきた技術力が実感できる傑作揃いだ。次世代ムーブメントも華々しく披露された。
次世代を担う5日間駆動のスプリングドライブ搭載ダイバーズ
グランドセイコー誕生60周年の節目に、2004年初出の9Rスプリングドライブが進化。マジックレバーを中心からオフセットすることで薄型化し、2つの香箱で約120時間のパワーリザーブを実現。しかも月差±10秒の高精度を誇る。
新キャリバーを使ったヘリテージコレクションの60周年記念限定
1998年に誕生した9Sメカニカルの次世代版を搭載したGS60周年記念モデル。“セイコースタイル”をベースに、装着性や視認性に考慮した新時代の普遍的デザインを目指した。
「MEMS」によるエネルギー効率化を実現
超精密加工技術MEMSにより、高効率な「デュアルインパルス脱進機」を新開発。毎時3万6000振動のハイビートながら約80時間パワーリザーブを達成。
聖地にまつわる伝承を繊細な彫金で表現
GSの聖地「雫石高級時計工房」をテーマに、雫が滴り落ち石に当たる情景を、現代の名工・照井清氏が彫金で表現。インデックスは石に当たって跳ねた水をイメージしている。
GSメンズモデル初のジュエリーウオッチ
GS初のメンズジュエリーは、ダイヤモンドダストをイメージして、バゲットカットのダイヤとブルーサファイアで構成。マイクロアーティスト工房が手がけたムーブメント装飾も秀逸。
「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」について創業年:1881年 1960年、セイコーがスイスの高精度腕時計を越えるモデルを目指し、当時の技術を結集して開発したのが初代グランドセイコー。2017年には文字盤から“SEIKO”のロゴが消え、独立したハイブランドとして出発を果たした。 |
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
https://www.grand-seiko.com/jp-ja
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