自動巻き機構の始祖の直系ウオッチブランド【ペルレ】が再上陸。ダイアル外周を回転するペリフェラルローター搭載のNEWモデルをリリース

1777年創業の【ペルレ(PERRELET)】は、世界で初めて自動巻きポケットウオッチを発明した人物、アブラアン-ルイ・ペルレが設立した古参ブランドである。休眠期間を経たのち、1995年にはムーブメントを挟み込む形状のダブルローターを開発。2009年にはダブルローターを進化させたタービンの発表で話題を振りまいた。そして今回、日本に再上陸を果たすと同時にニューモデルが発表された。

ダイアル上でローターが上質感たっぷりに回転する

 

腕時計の自動巻き機構を一般に普及させたのはロレックスだが、その150年前に懐中時計用の機構を発明したのはアブラアン-ルイ・ペルレ。現代のセンターローター式に似た世界初の自動巻き機構を1777年に完成させた伝説の時計師だ。彼の孫のルイ-フレデリック・ペルレはスプリットセコンド・クロノグラフを発明しており、才能あふれる血筋だったといえる。

302個のパーツで構成される新設計の自社製キャリバーP-421。ペリフェラル(外周)ローターは、ムーブメント外側の歯車に固定され、ムーブメント外側リムのピニオンと噛み合っている

 

彼らの時計作りの遺産を継承すべく、表裏両面にローターを備えたダブルローターを引っさげ、新生ペルレが復活したのは1995年。日本では正規取り扱いの一時中断があったものの、2021年に待望の再上陸となった。その第1弾となるコレクションが、飛躍的に上質感を高めた“ラボ・ペリフェラル”だ。ダイアル上のペリフェラルローターの動きも従来より控えめで、より洗練されている。


ペルレ「ラボ・ペリフェラル デュアルタイム・ビッグデイト」Ref.A1101/4 75万9000円

12時位置にビッグデイト、6時位置に昼夜表示付きの第2時間帯表示を備える。ダイアルの外周部で、溝彫り装飾を半分に施した特徴的なペリフェラルローターが回転する。

スペック:自動巻き(自社製Cal.P-421)、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ。直径42mm(厚さ13.51mm)。5気圧防水。

 

問い合わせ先:オールージュ TEL.03-6452-8802 https://perrelet.com/

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