世界中で時計愛好家を魅了する【オリス（ORIS）】は、120年近くにわたって続く老舗のスイスウオッチブランドである。独立性を保ち、自らの道を信じて突き進む姿は、まさしくスローガンに掲げる「Go your own way.」そのもの。そのブレない軸を持つオリスが満を持して2020年に発表したのが、「キャリバー400」だ。この自社ムーブメントを搭載する注目の最新コレクション「プロパイロットX キャリバー400」が、いよいよ日本で本格展開される。
複雑な造形やカラー展開も魅力の小径プロパイロットX
オリスは創業110周年を迎えた2014年、久しぶりの自社ムーブメント「キャリバー110」を発表した。そこから数えて7番目、そして待望の自動巻きとなった「キャリバー400」は、薄型ながら高性能を誇る。それにも関わらず、搭載モデルはどれも驚くほど価格が抑えられており、世界の時計好きが同ムーブメントを大歓迎した。その好評ぶりは、搭載モデルと派生ムーブメントが順調に増えていることがなによりの証拠だろう。
そして2022年もまた、オリスはこの次世代ムーブメントを搭載したモデルを発表。新作が属する「プロパイロットX」シリーズは、2019年に手巻きの自社製「キャリバー115」搭載モデルが登場して以来、後に続くものがなかった。そこへ今年の発表である。サイズは手巻きの現行機から、一気に5mmも小径化。オリスのエンジニアリングを感じるシンプルな仕上げを含む特徴的な外装設計を共有しながら、全く印象の異なるモデルとした。そしてその個性を一層際立たせるのが、グレー、ブルー、ピンクという絶妙なカラー展開である。
本格的な性能を備えながら、遊び心も感じる「プロパイロットＸ キャリバー400」。本機を身に着ければ、きっと何気ない日常に彩りを添えてくれるだろう。
オリス「プロパイロットX キャリバー400」 Ref.01 400 7778 7155-07 7 20 01TLC 55万円
ジェットエンジンのタービンブレードを想起させるベゼルの刻みと、フルチタンの多面外装を特徴とするプロパイロットXの最新作。ユニークな造形を踏襲した扱いやすいサイズのケースの内部には、自社製造のムーブメント「キャリバー400」を搭載する。ケースバックとリューズはネジ込み式で日常生活に安心な防水性能を確保。
スペック：自動巻き（自社製Cal.400）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。チタンケース（シースルーバック）＆ブレスレット、両面ドーム型サファイア風防（内側無反射コーティング）。直径39mm。10気圧防水。
「キャリバー400」搭載の41.5㎜アクイスにゴールドタッチのブルー＆グリーンが新加入
30気圧防水を誇る本格派「アクイス」にも自社製のキャリバー400搭載モデルが存在する。この人気ダイバーズウオッチコレクションからも新作が登場。サンレイフィニッシュのシャイニーな文字盤にゴールドベゼルの高貴な輝きが加わり、着用シーンの幅が広がった。文字盤と同系色のラバーストラップとステンレススチールブレスレットの仕様から選択できる。 
スペック：自動巻き（自社製Cal.400）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）、両面ドーム型サファイア風防（内側無反射コーティング）。直径41.5mm。30気圧防水。 |
「プロパイロットX キャリバー400」がいち早く入荷する【オリス フラッグシップショップ】
オリス銀座ブティック
Tel：03-6228-6866
住所：東京都中央区銀座4-3-14 和光オリスビル
営業：11:00～19:00
定休日：不定休
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Text／水藤大輔（WN） Photo／江藤義典
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