【パテック フィリップ】や【グランドセイコー】を選出!! 時計のプロが語る私的ベストウオッチ ―― 時計評論家・並木浩一氏が選んだ2022年の5本

 

<私的ベストウオッチ No.3>ブレゲ「クラシック 7337」


ブレゲ「クラシック 7337」 Ref.7337BR/12/9VU 591万8000円

「2009年初登場モデルのあまりに華麗なアップデートに、目が釘付けに。そもそもクラシックの白文字盤は、ゴールドのベースに銀メッキをかける仕上げだが、結果として初代ブレゲの時代の価値観だった銀無垢文字盤の豪華さを、再び表現できた」

スペック:自動巻き(自社製Cal.502.3 QSE1)、毎時2万1600振動、約45時間パワーリザーブ。18Kローズゴールドケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径39mm、厚さ9.95mm。3気圧防水。

 

問い合わせ先:ブレゲ ブティック銀座 TEL:03-6254-7211 https://www.breguet.com/jp

 

 

<私的ベストウオッチ No.2>フランク ミュラー「トノウ カーベックス 30th」


フランク ミュラー「トノウ カーベックス 30th」Ref.5850SCDAMBLCLTD AC 148万5000円

「フランク ミュラー創業30周年の記念モデルが、ゴールドケースモデルだけでなくステンレススチール仕様でもリリース。しかも過去に一度、トゥールビヨン搭載の2モデルだけに使われた特別なギヨシェを復活させているのだから、これは“お宝”認定していいのではないか」

スペック:自動巻き、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、クロコダイルストラップ。縦45×横32mm。日常生活防水。世界限定92本。

 

問い合わせ先:フランク ミュラー ウォッチランド東京 TEL:03-3549-1949 https://franckmuller-japan.com/

 

 

<私的ベストウオッチ No.1>パテック フィリップ「カラトラバ」


パテック フィリップ「カラトラバ」 Ref.5226 524万7000円

「このダイアルはひと目見たら忘れられない。オールドカメラの手触りを思い出させるテクスチャーは、記憶の起動装置を想わせる。ケースサイドをクルー・ド・パリのギヨシェで仕上げる一方、ヌバックのストラップが恐ろしく似合う。2022年の必見モデル」

スペック:自動巻き(自社製Cal.26-330 S C)、毎時2万8800振動、最大45時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース(シースルーバック)、カーフストラップ(交換用ファブリック柄のブラックカーフストラップが付属)。直径40mm、厚さ8.53mm。3気圧防水。

 

問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03-3255-8109 https://www.patek.com/

 

※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。本記事は『ウオッチナビ 2023 Winter Vol.88』より抜粋・編集しています。

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