近年、【グランドセイコー(GRAND SEIKO)】が勢いを増している。1960年、スイス製の正確かつ美しい腕時計を超える存在を目指して開発された国産時計の最高峰ブランドは、一時休眠するも1988年に復活を遂げ、2017年には【セイコー(SEIKO)】から独立したことで、さらなる飛躍を遂げた。年々、世界へシェアを拡大するグランドセイコーが2021年に発表したモデルを振り返ってみよう。
白樺林を表現した荘厳なダイアルと革新のキャリバーを投入
「グランドセイコー エボリューション9コレクション メカニカルハイビート36000」Ref.SLGH005 104万5000円
グランドセイコーのメカニカルモデルが生産される「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くに広がる、白樺林の荘厳な風景をダイアルに表現した話題作。2020年に発表した革新的な次世代グランドセイコー専用の「キャリバー9SA5」には、雄大な雫石川の流れをイメージした繊細なストライプ模様が施されている。
スペック:自動巻き(自社製Cal.9SA5)、毎時3万6000振動、約80時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm(厚さ11.7mm)。10気圧防水。
「グランドセイコー エボリューション9コレクション セイコー創業140周年記念限定モデル」Ref.SLGH007 660万円
プラチナケースに次世代基幹キャリバーを搭載。セイコーの創業から140年という長い歴史の積み重ねを大樹の年輪に重ね、有機的な木目模様をダイアルに描いた。光と陰の間に美を見出す日本の感性と美学が息づく逸品だ。
スペック:自動巻き(自社製Cal.9SA5)、毎時3万6000振動、約80時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)、クロコストラップ。直径40mm(厚さ11.7mm)。10気圧防水。世界限定140本。
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