高級スポーツウオッチのシンボル=「ノーチラス」の新世代型ホワイトゴールドモデルが登場

現代の仕様に通じるリューズ巻き上げ式時計を1844年に、ハンマーがゴングを叩いて音で時刻を告げるミニッツリピーターを1845年に、長期間のカレンダー調整を不要とする永久カレンダーを1889年に開発するなど、1839年創業の【パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)】は数々の革新技術を開発してきた。そんな同社が入手のいかんを問わず時計好きの心を躍らせるニューモデルを発表した。

高級スポーツウオッチのシンボルが堂々のカムバック

もはや十年待ちともいわれたノーチラス5711/1Aは、2021年に生産終了の一報とグリーンダイアルの追加発表があり、さらにティファニーとのダブルネームモデルのリリースなど、多くの話題を提供してくれた。それからわずか1年で、新世代型となる5811/1の誕生がアナウンスされた。18Kホワイトゴールド製ブレスレット、2ピース構造ケースの復活、先進的なキャリバーの搭載など、価格も納得させるだけの圧倒的な存在感を持つ。高級スポーツウオッチ市場で光輝燦然たる王者が、堂々のカムバックを果たすのである。


ケースバックがないため、文字盤側から巻真が取り外せる新構造を採用。

 


ケースの厚みはわずか8.2mm。美しく仕上げられたヒンジ構造が個性的だ。

 

時分針と12個のバーインデックスに蓄光塗料を塗布。暗所でも優れた視認性を確保している。

 


パテック フィリップ「ノーチラス 5811/1」 Ref.5811/1 938万3000円

1976年発表のファーストモデルに倣った2ピース構造を採用し、サイズを直径41mm(10-4時位置)としたノーチラスの新型。長さの微調整に対応した特許取得のバックルなど、随所に進化が見られる。ムーブメントは、先代機の最終版を引き継いで21金ゴールド中央ローターを備えるキャリバー26-330 S Cを搭載。

スペック:自動巻き(自社製Cal.26-330 S C)、毎時2万8800振動、最大45時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径41mm(10-4時位置)、厚さ8.2mm。12気圧防水。

 

問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109 https://www.patek.com/ja ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。

Text/WATCHNAVI編集部

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