〈動画付き〉創業50周年を祝う奇跡の50本限定クロノグラフ【レイモンド ウェイル】伝説的な「バルジュー236」を搭載

スイスの独立系時計メゾン【レイモンド ウェイル(RAYMOND WEIL)】が、創業50周年という大きな節目を祝うアニバーサリーモデル「ザ フィフティ」を2026年4月1日(水)に発表した。価格は209万円。発売時期は未定。


1976年に製造された歴史的ムーブメント「バルジュー 236」

1976年、クオーツショックによってスイスの機械式時計産業が存亡の機に立たされる中、時計職人レイモンド ウェイルが再興を期して産声を上げたブランドは音楽一家による家族経営の伝統を守り抜き、現在では3代目のエリー・ベルンハイムCEOがその情熱と独立自尊の精神を継承している。今回発表された「ザ フィフティ」は、半世紀にわたり独立系家族経営を貫いてきたブランドの哲学と、スイス伝統のクラフツマンシップを体現する世界限定50本のアニバーサリーピースだ。

本機最大の見どころは、ブランドの創業年である1976年に製造された歴史的ムーブメント「バルジュー 236」の採用に他ならない。手巻きコラムホイール式クロノグラフとして名高いこのオールドムーブメントは、現代の熟練した職人の手によって一点ずつ丁寧に再構築され、「キャリバー RW1976」へと進化。新たな息吹を吹き込まれた同ムーブメントには、伝統的なコート・ド・ジュネーブやブラックルテニウム処理が施され、緻密な面取りからネジ周囲の仕上げに至るまで手作業による装飾が尽くされている。特に操作機構の中核をなすコラムホイールとネジには鮮やかな青焼き処理が施され、シースルーバックから覗くその色彩は、精緻なメカニズムに立体感と美しいコントラストを与えている。

SSケースに18Kホワイトゴールド製ベゼルを装備

外装も往年のクロノグラフを想起させる端正な仕上がりを特徴とし、直径37mm、厚さ10.75mmという控えめながら存在感のあるステンレススチールケースには、18Kホワイトゴールド製のベゼルを装備。シルバーカラーのダイアルは、中央部、アワートラック、ミニッツトラック、スモールセコンドと30分積算計を備えるインダイアルの4つのパーツで緻密に構成され、ダイアル中央には縦横の筋目を切り替えたタペストリーモチーフをデザイン。わずかに隆起したブランドロゴと「EST. 1976」の刻印が、表情にアクセントをもたらしている。また、アワートラックのグレイン仕上げやミニッツトラックのスネイル仕上げなど、各部位に異なる装飾を施すことで質感のコントラストを際立たせ、ネオ・ヴィンテージの美学と高い視認性を両立させた。

機能面では、時・分・秒表示に加え、クロノグラフとタキメーターを備え、パワーリザーブは約40時間を確保。風防には両面無反射コーティングを施したサファイアクリスタルを採用し、50mの防水性を備えるなど現代の日常使いに耐えうる実用性も兼ね備えている。ストラップには上質なカーフレザーが選ばれ、容易に付け替えが可能なインターチェンジャブル仕様となっている点も、ユーザーへの細やかな配慮だ。ケースバックには、ブランドの歩みを象徴する「1976」と「2026」の年号、そして稀少性を証明する限定ナンバーが刻印されており、節目にふさわしい意匠も隠れた魅力となっている。

“ミュージック&アート”をブランドコンセプトに掲げ、数々のアーティストとのパートナーシップを通じて独自の世界観を築いてきたレイモンド ウェイル。その50年の歴史の重みを「バルジュー236」という伝説的なムーブメントに託した「ザ フィフティ」は、機械式時計を愛する者にとって見逃すことのできない一品と言えるだろう。

レイモンド ウェイル「ザ フィフティ」 Ref.1976-STC-65001 209万円/手巻き(Cal.RW1976)、毎時2万1600振動、約40時間パワーリザーブ。ステンレススチール(シースルーバック)ケース、カーフレザーストラップ。直径37mm、厚さ10.75mm。5気圧防水。世界限定50本。発売時期未定。

 

問い合わせ先:ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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