学芸大青春・仲川 蓮の“イーニーミーニー”<3回目/フレデリック・コンスタント ブティック 東京>

2024/1/1 19:00
SHARE ON

腕時計に興味を持ち始めた「学芸大青春(がくげいだいじゅねす)」のリーダー・仲川 蓮さんを色々な時計ブランドのブティックに連れ出し、運命の1本との出逢いをサポートしていく本連載。3回目は、GINZA SIX内にて2023年10月にオープンしたばかりの「フレデリック・コンスタント ブティック 東京」へ行ってきました!

 

いざ、“手の届くラグジュアリー”ブランドの旗艦店へ

フレデリック・コンスタントは、1988年にスタース夫妻が立ち上げたスイス・ジュネーブの時計ブランド。創業時より現在に至るまでAccessible Luxury(=手の届くラグジュアリー)なクラシックウオッチを手がけてきました。文字盤から機械の動きが覗けるようにしたデザイン、実はこのフレデリック・コンスタントが最初だって知っていましたか? そんなエピソードも含めてメカ好きの蓮さんにハマると思い、今回の訪問となりました。

「フレデリック・コンスタント ブティック 東京」は、GINZA SIXにあるシチズン フラッグシップストア 東京内に併設する形で展開

「親近感の持てるブランドなのにトゥールビヨンまで自分たちで作ってしまうほどの技術力があるということで、どんな時計が見られるのかとても楽しみにしてきました」

まずはブティックを巡ってもらい、いつものようにファーストインプレションで時計を選んでもらいます。

「この時計、シェル文字盤の光沢がすごくきれいですね。ゴツめな雰囲気のブレスレットがアクセサリーっぽく使えそうなのも惹かれます。」

そのコメントを聞いて、確かに蓮さん好みの1本だと納得してしまいました。この時計は、フレデリック・コンスタントの定番品「クラシック カレ オートマチック ハートビート」をベースにした日本限定品。最大の特徴は、もちろんブラックカラーのマザーオブパール(=真珠母貝/MOP)の文字盤です。

では、例によってスタッフの方からブランドの成り立ちから、ブランド哲学などを交えながら商品説明を受けてもらいましょう。今回はブランドマーケティングの岩橋さんにお願いしました。

岩橋さん「フレデリック・コンスタントは2023年で創業35周年を迎えたジュネーブのブランドです。文字盤側からテンプの動きが見える“ハートビート”のデザインを世界で初めて取り入れ、自分たちだけで機械式時計のムーブメントを製造する自社一貫製造、いわゆるマニュファクチュールの体制を早々に築いたブランドでもあります。仲川さんもご存知いただいている通り、今では複雑機構のトゥールビヨンを筆頭に、永久カレンダーやフライバック・クロノグラフなども自社で作ることができます」

「最初に選んだカレも良かったけど、このラウンドウオッチも素敵です。とくにトゥールビヨンは、すごく綺麗。数千万円するようなメカニズムだと思い込んでいましたけど、フレデリック・コンスタントは200万円台からあるんですね。さすが、手の届くラグジュアリーを哲学に掲げるブランドだと思います。」

岩橋さん「この時計は『ハイライフ』シリーズのクロノグラフです。2020年に登場し、ブレスレットから付属のストラップに工具不要で簡単に交換できることも好評いただいています。ちなみに白い文字盤に黒いサブダイアルがついた文字盤デザインは、“パンダダイアル”と呼ばれることも。世界的に使われている呼称なんですよ。」

さて。ブティックに並ぶ数々のモデルを見てもらい、さらに接客も受けたうえで蓮さんのお気に入りは変わったのでしょうか? 改めて聞いてみました。

「やっぱりフレデリック・コンスタントだとレクタンギュラーのシリーズが気になりますね。説明していただきつつ時計をじっくり見ていて、とても好きになったパーツを見つけたんです。このカレンダーの表示、すごく面白い」

そういって教えてくれたのは、最初と同じ「クラシック カレ オートマチック ハートビート」のデイト付きモデル。“ザ・フレデリック・コンスタント”な一本です。

「一般的な日付表示と違って金属板を数字の形に打ち抜いているものは初めて見ました。すごく機械好きの人の心をくすぐるデザインですね。この日付のパーツだけでも、いつまでも見ていられます。」

 

そんなディテールへの想いが詰まった1本を手に、フレデリック・コンスタント ブティック 東京にてパシャリ!

今回、蓮さんが選んだ時計2本とオフショット!

「クラシック カレ オートマチック ハートビート」Ref.FC-310MPN4S36B 22万5500円 自動巻き(キャリバーFC-315)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。SSケース&ブレスレット(シースルーバック)。縦33.3×横30.4mm。3気圧防水。限定数量300本。MOP文字盤

「クラシック カレ オートマチック ハートビート」Ref.FC-315WN4C26 24万7500円 自動巻き(キャリバーFC-310)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。SSケース(シースルーバック)。縦38.7×横30.7mm。カーフレザーストラップ。3気圧防水。

【おまけ】フレデリック・コンスタントの時計、女性に着けてもらうなら?

「自分の選んだ時計とペアで着けて似合いそうな時計を選んでみました。小ぶりなケースとブレスレットの雰囲気がすごく良いです」

「クラシック アールデコ カレ」Ref.FC-200MPW2AC6B 14万3000円 クオーツ。SSケース&ブレスレット。縦28×横20.7mm。3気圧防水。

 

取材協力
「フレデリック・コンスタント ブティック 東京」東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 1F CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO内 ●03-6263-9987 ●10:30〜20:30

学芸大青春(がくげいだいじゅねす)・・・

「青春」と書いて「じゅねす」と読みます!
ダンスボーカルグループ「学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)」!
東京にある学芸大学駅付近の寮での共同生活を営みながら、日本中に「青春」を届けます!
2019年9月から活動をスタート。
活動初期は素顔を隠しながら、2次元と3次元を行き来する独創的なスタイルが話題となる。
2022年秋のグランキューブ大阪&LINE CUBE SHIBUYAにて3周年記念ライブを開催し、素顔を公開。
2023年3月より5th LIVE TOURを全国9都市11公演で開催。
ツアーファイナルのZepp DiverCity(TOKYO)では、真骨頂ともいえる2次元と3次元を行き来するライブを披露。
テレビ東京ドラマ「私と夫と夫の彼氏」のオープニングテーマ『ヤマアラシのジレンマ』を2023年9月6日にCD発売。
2023年11月のAutumn LIVEをもって、南優輝が脱退。
4人となった学芸大青春の新しい挑戦がスタートします!

EDIT & TEXT / DAISUKE SUITO (WATCHNAVI)
PHOTO & COODINATE / KEITA TAKAHASHI (TRS)

TAG

人気のタグ