ドイツ・ザクセン時計の 伝統を継承する直系
A.ランゲ&ゾーネは、1845年、ザクセンで時計師として活躍していたフェルデ ィナント・アドルフ・ランゲが ドレスデン郊外にて創業。1863年にクロノグラフ懐中時計、 1891年には自動巻き懐中時計を完成させるなど、高い技術力で知られる名門マニュファクチュールだ。
第二次世界大戦後に一時期国営化されるが、〝ベルリンの壁〞崩壊に伴って1990年に復興。1994年には「ランゲ 」を 含む第一弾コレクションモデルを発表し、シンプルななかに確固たる気品を備えた仕上がりで時計ファンを魅了する。
ひげゼンマイの自社開発や、 すべてのムーブを2度組み立てる特殊な工程、ザクセン特有のプレート仕上げなど、ムーブにも見どころが多いのが同社の特徴でもある。