シャネルは、20世紀最大のデザイナーのひとり、ガブリエル・シャネルが1910年、パリに帽子店を開いたのが始まり。「プルミエール」(1987年)で時計製造をスタート。セラミックを使った「J12」(2000年)は瞬く間に代表モデルへと成長した。
専業ブランドとは一線を画す審美性と独創性を発揮
マドモアゼル シャネルの星座が獅子座だったことから、ライオンはシャネルの重要なモチーフ。今回もムッシュードゥ シャネルの腕時計と置き時計に採用されて注目を集めた。同社が時計専業ブランドと一線を画すのは、ボーイフレンド スケルトンのキャリバー 3.から見て取れる。審美性が大前提で、美しさを保ちながら機能を突き詰めていくのだ。J12のグラフィカルな限定モデルも同社の独創性から生まれたモデルと言える。