世界三大時計ブランドの一角、パテック フィリップは、メンズウオッチだけでなくレディースウオッチでも絶対的な存在です。その理由を解き明かすべく、ハイエンドピースを数多く取り揃える岡山の「トミヤ タイムアート店」で検証。見えてきたのは、時計としてのパフォーマンスに優れるのはもちろん、外観の卓越した技術でした。
パテック フィリップのレディースウオッチがスイス初の腕時計
パテック フィリップといえば、紳士用腕時計の起源たる「カラトラバ」のようなシンプルなドレスウオッチや、ワールドタイムに代表される複雑時計を得意とするイメージを持つ方も多いかと思います。しかし、実はレディースウオッチの歴史も長く、19世紀半ばにはすでに腕時計の形を成した宝飾性の高いモデルを発表し、当時の上流階級を魅了していました。
そのスタートは1868年、ハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人が購入したという、スイス初の腕時計(下写真)まで遡ります。それまではブレスレットに時計が付属しているものがありましたが、このモデルは時計が“主役”として設計されており、細いブレスレットがセットされたモダンなスタイルだったのです。
ダイヤモンドのセッティングにおいても、技術は超一流
ポケットウオッチが主流の時代から、芸術的デザインで世界各国のセレブリティを虜にしてきたパテック フィリップ。これまでにイギリスのヴィクトリア女王やオーストリア=ハンガリー帝国のエリーザベト王妃といった、名立たる顧客を抱えてきました。これら歴史上の偉人たちがとくに高く評価してきたのが、宝飾性です。彫金技術を筆頭に、貴石の選定から加工、そしてセッティングといった細部に渡る職人技は群を抜いていました。
とりわけダイヤモンドの扱いは一級品で、独自のセッティング技術も生み出しました。Ref.4968Rに使われている「ダイヤモンドリボン」は、ベゼルや文字盤に螺旋状に異なるサイズのダイヤをセッティングする技です。視覚的な変化をつけた装飾美は、まさにオリジナリティに溢れています。またRef.7200/200Rなどに見られる「フラム」は、ブリリアントカットのダイヤでベゼルを隙間なく2列に取り巻きます。こちらも他社では見られない、贅沢なデコレーションといえるでしょう。
マニュファクチュールであり、マスター・ジュエラーである自負
パテック フィリップのコレクションはすべて自社で一貫製造されています。その伝統的な時計作りと同様に重視しているのが、マスター・ジュエラーとしての誇りです。それらのプライドを、美しさや精度の基準を厳格に定める「パテック フィリップ・シール」として保証しているのです。熟練の職人による緻密な仕事は、ごまかしが利かない細部にこそ表れます。その凄みを、ぜひ【トミヤ タイムアート店】で体感してください。
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トミヤ タイムアート店
Tel:086-235-1038
住所:岡山県岡山市北区表町2-2-60
営業:11:00~19:30
定休日:無休
https://www.tomiya.co.jp/
取扱ブランド:パテック フィリップ、ロレックス、オメガ、ウブロ、タグ・ホイヤーなど
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