ヨーロッパで人気のウオッチインフルエンサーとコラボレーションした限定レアピース

高品質でありながら、求めやすい価格設定の機械式時計を得意とする【ルイ・エラール(LOUIS ERARD)】から、欧州の時計愛好家に支持されるウオッチインフルエンサーのアムル シンディー(Amr Sindi)とのコラボレーションモデルが発表された。新作「エクセレンス リミテッドエデイション Louis Erard × THE HOROPHILE」は全3型で、価格は各49万5000円(税込)。それぞれ限定59本の少量生産となっている。

アムル シンディー主催のTHE HOROPHILEとコラボレーション

 

これまでルイ・エラールは、アラン・シルベスタインやヴィアネイ・ハルターといった名高い時計師とコラボレーションを実現してきた。今回新たなパートナーとして迎えたのは、ヨーロッパの時計ファンから支持を集める「THE HOROPHILE(ホロファイル)」だ。インフルエンサーのアムル シンディー(Amr Sindi)が主宰するTHE HOROPHILEは、2013年に時計愛好家のコミュニティ内で誕生し、さまざまな時計メーカーや独立系企業のコンサルティングを中心に活動。これらのブランドと協力して、限定モデルのリリースや独自解釈を発信し、多くのフォロワーを楽しませている。そして今回、アムル シンディーがルイ・エラールのマニュエル エムシュ(Manuel Emch)CEOと長年の友人であったことが契機となっている。

デザインテーマは現代的に解釈したアールデコ

「エクセレンス リミテッドエデイション Louis Erard × THE HOROPHILE」は、やや小ぶりな直径39mmのステンレススチール製ケースに、1920年代に世界規模で流行した装飾様式であるアールデコを現代的に再構築した文字盤をセット。アールデコ数字を再解釈したインデックスは、透かし彫りの様な仕上がりとなっており、レトロモダンなテイストに繊細な立体感を生んでいる。

文字盤の内周には同心円状の装飾を施し、6時位置にスモールセコンドをレイアウト。このスモールセコンドのインデックスにはドットがひとつだけあしらわれているが、これは12時間表示のインデックスとの差別化を図るための意匠となっている。時分針、スモールセコンドの針は、アールデコを象徴するニューヨークのエンパイアステイトビルをモチーフとしており、サイズの異なる長方形で構成される独特のフォルムも本機の見所だ。

自動巻きムーブメント「キャリバーSW261-1」を搭載

本機の文字盤は3色が用意され、基本デザインは共通だがインデックスと針については、アンスラサイトとブラウンはレッドゴールド系メッキを、サーモンはブラック系メッキで仕上げている。セットされているグレインカーフレザー製ストラップは、それぞれ文字盤と呼応するカラーとしており、外観に統一感をもたせている。

ムーブメントには自動巻きのキャリバーSW261-1を搭載しており、サファイアケースバックからはその精緻なメカニズムを鑑賞できるほか、ブランドの創業地となるラ・ショー・ド・フォンに多く自生するモミの木をイメージしたリューズを備える。また、3モデルとも世界限定59本の設定となっており、ケースバックには「THE HOROPHILE」の文字、限定生産を示す刻印があしらわれているなど、オリジナリティに富んだディテールが楽しめる。


ルイ・エラール「エクセレンス リミテッドエデイション Louis Erard × THE HOROPHILE」 Ref.LE34248AA41BVA152 49万5000円/自動巻き(Cal.SW261-1)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、グレインカーフレザーストラップ、サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径39mm。5気圧防水。世界限定59本。

 

問い合わせ先:大沢商会 時計部 TEL.03-3527-2682 https://josawa-watch.com/louis_erard.html ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

TAG

人気のタグ