<取材・撮影協力>
ボール ウォッチ(BALL WATCH)
独立系の時計ブランド&メゾンが垣根を越えて集まり、人気の最新作や近い将来に脚光を浴びることになるだろうコレクションを日本でお披露目する時計見本市、「タイムユナイテッド(TIME UNITED)」が今年も開催された。時計市場の最旬を占ううえでもカギとなるこのイベントに参加したブランドの中より、【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】を紹介する。
航空自衛隊70周年を祝すアニバーサーリーモデルを発表
1891年に創業し、正確無比な鉄道時計を輩出してきたボール ウォッチ。近年は自発光タイプで暗闇での視認性を高めるマイクロ・ガスライトや、リューズを完全にねじ込まないとプレートを閉じることができない安全性と防水性に優れたセーフティロック・クラウンシステムなど、独自技術を駆使したタフな機械式時計で注目を集めている。そんな同社がタイムユナイテッドで発表した最新作こそ、「ブルーインパルス」とコラボレーションした限定モデルだ。
ブルーインパルスとは愛称で、正式には創設70周年を迎えた航空自衛隊所属の第4航空団飛行群第11飛行隊。2021年開催の東京五輪の開会式にて、華麗なアクロバット飛行を披露してくれたことが記憶に新しい。ボール ウォッチとは初コラボで、本機の9時位置にあるスモールセコンドには同隊のシンボルマークが特別に描かれている。
なお、エンジニアハイドロカーボン共通のマイクロ・ガスライトやセーフティロック・クラウンシステムをもちろん搭載。チタンケース+ステンレススチールベゼル仕様と、ステンレススチールケース+セラミックベゼル仕様の2型が展開され、いずれも日本限定70本というレアピースだ。
大空を正確な軌道で駆け巡るブルーインパルスの躍動感を表現
タイムユナイテッドで発表された最新作「エンジニア ハイドロカーボン ブルーインパルス」は、クロノグラフや30気圧防水、逆回転防止ベゼルのほか、時計本体は1.5mの高さから木の床に自由落下した際に受ける衝撃およそ7500Gs、フォールディングバックルは1400ニュートンの引張力に耐えるなど、プロフェッショナルウオッチに相応しいスペックとデザインを備える。そして、70年に渡り日本の空を守る航空自衛隊へのリスペクトを表現した特別な仕様、限定140ピースという希少性、先着順で限定ナンバーをセレクトできるプログラムなど、見どころ満載だ。
↑ボールウォッチ「エンジニア ハイドロカーボン ブルーインパルス(チタンモデル)」 Ref.DC2278A-S-S1J-BK 48万4000円/自動巻き(BALLキャリバー RR1402)。チタンケース、ステンレススチール+チタンブレスレット、逆回転防止機能付セラミックトップベゼル、反射防止処理済サファイアガラス風防。直径43.5mm、厚さ17.9mm、質量216g。30気圧防水。日本限定70本。
↑ボールウォッチ「エンジニア ハイドロカーボン ブルーインパルス(ステンレススチールモデル)」 Ref.DC2278A-C-S1J-BK 48万4000円/自動巻き(BALLキャリバー RR1402)。ステンレススチールケース&ブレスレット、逆回転防止機能付セラミックトップベゼル、反射防止処理済サファイアガラス風防。直径43.5mm、厚さ17.9mm、質量253g。30気圧防水。日本限定70本。
タイムユナイテッド(TIME UNITED)に参加する意義「独立系メゾンが一堂に会し、最新情報を発信できる貴重な機会です。販売店様からの評判も良く、ビジネスチャンスの拡大となる事例も多いようです。来年も実施されればぜひ参加したいです」(ボール ウォッチ・ジャパン/中嶋さん) |
問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL:03-3221-7807
ボール ウォッチ公式サイト:https://www.ballwatch.co.jp/
ボール ウォッチ日本公式オンラインブティック:https://www.ballwatch.co.jp/
※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/外山明秀、山口祐也(WATCHNAVI)
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