【IWCシャフハウゼン】トト・ヴォルフ氏に捧げる「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の特別仕様を世界限定100本でリリース

1868年創業のスイス時計の名門ブランド【IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)】が最新作を発表。公式エンジニアリング・パートナーを務めるF1の名門チーム、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン™・チームのCEO兼代表、トト・ヴォルフ氏に捧げる特別モデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL “トト・ヴォルフ×MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM”」が世界限定100本で発売となり、価格は1323万1900円(税込)。

F1シーズン開幕を控えるトト・ヴォルフ氏に捧ぐタイムピース

 

メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン™・チームは看板ドライバー、ジョージ・ラッセルの新たなチームメイトとして、キミ・アントネッリを迎えて、2025年3月にオーストラリアで開幕する新シーズンに挑む準備を着々と進めている。公式エンジニアリング・パートナーを務めるIWCシャフハウゼンはこれまでも同チームとのコラボレーションモデルを発表してきたが、今回、かつて自身もレーサーとして活躍し、現在は同チームのCEO兼代表を務めるトト・ヴォルフ氏に捧げるタイムピースとして、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL “トト・ヴォルフ×MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM”」を世界限定100本で発表した。

独自の耐衝撃システム搭載でムーブメント保護

本機の核心を成すのは、IWCシャフハウゼンが8年以上をかけて開発したSPRIN-g PROTECT®ショックアブソーバー・システムだ。同システムは、バルク金属ガラス(BMG)という特殊素材で作られ、驚異的な弾力性と耐久性を持つカンチレバー・スプリングをベースとし、ケース内でムーブメントを浮かせた状態にすることで、衝撃による重力加速度からムーブメントを保護。ブランドの技術部門、XPL(IWCエクスペリメンタル)が総力を挙げて開発し、特許を取得したこのシステムは2021年に「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバー XPL」で初めて商品化され、その能力を証明した。本機は同システム搭載により、機械式時計の天敵ともいえる衝撃に優れた耐性を誇り、その安心感は頼もしい限り。さらに限定モデルならではの特別なディテールとして、スプリングにはチームを象徴するグリーンのスーパールミノバがコーティングされる。

ケースとリューズに独自素材のセラタニウムを採用

直径44mmのラウンドケースとリューズには、チタンの軽量性と堅牢さに加え、セラミックに匹敵する硬度を誇るブランドの独自素材、セラタニウムを採用。チームのカラーリングであるブラック&グリーンにちなんだブラックの文字盤は、真鍮の下地に特殊工具で型押しを施した粒状の構造が特徴で、12時・3時・6時・9時位置の4か所にインデックスをセット。その中央部を囲むようにミニッツトラックを配し、さらに鮮やかなグリーンをまとったスプリングも姿を見せることで、強烈な個性を持つ表情を作り上げた。新しくデザインされた三角形のブラックの針は、そのエッジにスーパールミノバ®をコーティングし、暗所での視認性を考慮。分目盛りのついた外側のリングには、文字盤の周囲に取り付けられた薄板の上に自由に浮いているように見え、この独創的な設計も本機の隠れた魅力のひとつとなる。

自社製キャリバー32101を搭載

本機には、ダブルラチェット式自動巻き機構を組み込み、120時間をロングパワーリザーブを実現する自社製ムーブメント、キャリバー32101を搭載。地板、ブリッジ、ローターなどのパーツは、ケースや文字盤と呼応するように、ブラックにカラーリングされており、トト・ヴォルフ氏のサインがデザインされたシースルーバック越しにその姿を鑑賞可能だ。また、ベルトは一体型のペトロナスグリーンのラバーストラップが標準装備となるが、付属品として交換用のブラックのラバーストラップも同梱。その日の気分や服装に応じて、気軽に付け替えることができる。

IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL “トト・ヴォルフ×MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM”」 Ref.IW356201 1323万1900円/自動巻き(Cal.32101)、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。セラタニウムケース、グリーンラバーストラップ(ブラックラバーストラップが付属)。サファイアクリスタル風防(無反射加工)直径44mm、厚さ12.6mm。10気圧防水。世界限定100本。

 

真田広之氏がIWCシャフハウゼンを着用

 

2025年2月8日、ロサンゼルスの名高いフェアモント・センチュリープラザにて開催されたプロデューサーズ・ギルド・アワード2025。その華やかな舞台に、俳優の真田広之氏が「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ」(Ref.IW392103)を身に着けて登場した。直径43mmのケースに、高精度ムーンフェイズや4桁西暦表示といった複雑機構を収めたこの時計は、真田氏が個人的に愛用しているもので、これまでも公の場で度々着用する姿が見られた。自身がプロデュースと主演を務める作品「SHOGUN 将軍」が、エミー賞にて史上最多となる18部門を制覇するなど、世界を舞台に活躍する真田氏。その彼がIWCシャフハウゼンの時計を愛用しているという事実は、ブランドはもちろん、ファンにとっても嬉しいニュースといえるだろう。

 

問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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