本格的なアウトドアウオッチを展開する【プロトレック(PRO TREK)】から、ヨセミテ国立公園の色彩を宿したハイエンドモデル「PRW-B1000B-2」に加え、デュプレックスLCDを搭載した「PRW-69Y-1」と「PRW-69YB-3」が新たに登場。いずれも過酷なフィールドに挑む冒険者の腕を支えるプロフェッショナルなタイムピースとなっている。
デザインテーマはアウトドアの聖地、ヨセミテ国立公園
まず注目したいのは、世界中のクライマーが憧憬の念を抱く巨大な岩壁の聖地、ヨセミテ国立公園をテーマとした「PRW-B1000B-2」である。本機が表現するのは、静謐な空気の中で花崗岩の壁が淡いブルーに染まりゆく特別な瞬間だ。文字盤3時位置のサブダイアルや12時位置に記された「TOUGH MVT.」の文字を、澄み切った情景を彷彿させるライトブルーでアレンジし、個性をさりげなく主張。また、9時位置に配されたインダイアルの小針には、かつてのロッククライマーたちが岩の割れ目に打ち込み、自らの命を託した「ピトン」をモチーフとした意匠を見ることができる。
機能面では、方位、気圧/高度、温度を高速かつ高精度に計測するトリプルセンサーを核に、Bluetoothによるスマートフォンリンク機能を搭載。専用アプリ「CASIO WATCHES」との連携により、高度の自動補正や山行ログの記録、世界の主要都市の時刻設定が容易に行えるほか、アプリ上の地図に現在地を記録する場所メモリー機能も有する。さらに世界6局の標準電波に対応する「マルチバンド6」と、蛍光灯のわずかな光さえも動力に変えるタフソーラーを完備。10気圧防水やマイナス10℃の耐低温仕様、針位置自動補正機能を備え、急な天候変化や過酷な環境下でも揺るぎない信頼性を確保した。バンドには環境負荷を低減しつつ、摩耗や引き裂きに強い高密度な耐久クロスバンドのCORDURA re/corを採用し、自然への配慮と実戦的な実用性を高次元で両立させている。
プロトレック「PRW-B1000B-2JF」 8万9100円/タフソーラー(ソーラー充電システム)。樹脂(バイオマス)・ステンレススチールケース、クロスバンド(CORDURA® re/cor™)。縦50.8mm×横45.8mm、厚さ14.9mm、重量75g。10気圧防水。
方位表示と時計機能を独立させた「デュプレックスLCD」
一方、より無骨なスタイルに特化したのが「PRW-69Y-1」と「PRW-69YB-3」の2モデルだ。力強い多面体構成のベゼルが描き出す、シャープでエッジの効いた角型コンパクトフォルムを特徴とし、鍛造ベゼルの表面には精緻なヘアライン仕上げと耐摩耗性に優れたIP処理を施すことで、道具としての金属の質感と堅牢性を追求。さらに方位表示と時計機能を独立させた2層構造の「デュプレックスLCD」を採用することで、ケースの小型化を図りつつ、コンパス表示を大型化し瞬時に方角を読み取れる高い視認性を実現させた。
フィールドでの使用を想定した細部へのこだわりも徹底しており、ケースとケースバックには、焚き火の火の粉にも強い難燃グレードのバイオマスプラスチックを採用。「PRW-69YB-3」のバンドには難燃加工を施した高強度クロス、「PRW-69Y-1」にはバイオマスプラスチックを用いたソフトウレタンバンドを備える。滑り止めのローレット加工を施した大型ボタンは、厚手のグローブ着用時や指先がかじかむ極寒の環境下でも確実なモード切り替えを約束。トリプルセンサー、マルチバンド6、タフソーラーといったプロトレックの基幹スペックはすべて網羅されており、液晶全体を明るく照らす高輝度のフルオートLEDバックライトも完備した。
カシオが提示する新たなアウトドアウオッチは、洗練されたフォルムの中に厳しい環境と共生し、未知なるフィールドへ挑むための叡智を凝縮している。実用時計としての最高到達点を目指したタイムピースは、過酷な状況下へ身を投じるすべての者にとって、不可欠な相棒となるに違いない。
プロトレック「PRW-69Y-1JF」 4万8400円/タフソーラー(ソーラー充電システム)。樹脂(バイオマス)・ステンレススチールケース、デュラソフトバンド(CNF強化ラバー)。縦52.5mm、横46.4mm、厚さ13.8mm。10気圧防水。
プロトレック「PRW-69YB-3JF」 4万8400円/タフソーラー(ソーラー充電システム)。樹脂(バイオマス)・ステンレススチールケース、クロスバンド(CORDURA® re/cor™)。縦52.5mm、横46.4mm、厚さ13.8mm。10気圧防水。
問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://protrek.jp/
Text/三宅裕丈

























