【G-SHOCK】G-LIDE初の心拍計測搭載モデル「GBX-H5600」が5/15リリース。ポラール提携の本格分析機能を搭載し、海と陸をシームレスに繋ぐ

カシオ計算機は、【G-SHOCK】の新モデル「GBX-H5600」を2026年5月15日から発売する。メーカー希望小売価格は4万4000円(税込)。サーフィンや水辺のアクティビティで重宝するタイドグラフに加え、シリーズで初めて心拍計測機能を搭載している。タフネスウオッチの文脈に、いま求められる“コンディション把握”を持ち込んだ新機軸となる。

記事のポイント

  • G-LIDEとして初めて心拍計測機能を搭載。海遊び向けモデルが、日々のトレーニングまで射程に収めた。

  • タイドグラフ、ムーンデータ、MIP液晶を備え、水辺でも屋外でも使い勝手に配慮。

  • サーファーはもちろん、ランやジムワークを1本でこなしたい人にも刺さる仕様。

G-LIDEがついに“身体の声”を読む。心拍計測搭載の意味

春から初夏へ。海に向かう気分が高まり、ランニングやワークアウトを再開する人も増える時季である。そんな季節の空気を、実にG-SHOCKらしいかたちで受け止めたのが今回の「GBX-H5600」だ。注目すべきは、G-LIDEシリーズとして初となる心拍計測機能の搭載にある。これまでのG-LIDEは、潮の動きや月齢表示といった海辺の実用を軸に支持を集めてきた。そこへ今回は、光学式センサーによる心拍計測が加わった。単なる機能追加ではない。自然条件を読むための時計が、装着者のコンディションまで見渡す相棒へ進化した。その一歩が大きい。

搭載するのは、心拍を計測できる光学式センサーと加速度センサーだ。これにより、運動時の状態をリアルタイムで可視化できるだけでなく、距離や消費カロリーも確認できる。対応するアクティビティは、ランニング、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの4種。海帰りの軽いジョグから、平日の基礎体力づくりまで。使いどころがきわめて明快だ。G-SHOCKの質実剛健なキャラクターはそのままに、いまどきのスポーツウオッチに期待される管理機能を取り込んだ格好と言えるだろう。

タフネスだけでは終わらない、分析まで踏み込む実力

本機の肝は、計測して終わりではない点にもある。取得したデータの評価や分析には、スポーツ・健康分野で実績を持つポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用。数値が並ぶだけでは見えにくい体調の傾向やトレーニングの手応えを、より掴みやすいかたちで扱える設計だ。スマートフォン用アプリ「CASIO WATCHES」と連携すれば、記録の確認もスムーズだ。腕元でざっと把握し、あとでスマホで掘り下げる。そんな使い分けがしっくりくる。

ここが面白いところだ。G-SHOCKは1983年の誕生以来、“壊れない”という価値を徹底して磨いてきたブランドである。近年はそこに、ライフログやトレーニング支援といった現代的な実用が重なってきた。頑丈さだけでは選ばれにくい時代に、ブランドの背骨を崩さず機能を拡張する。その良心が「GBX-H5600」にも宿っている。無骨さの中に、今の生活者が欲しい合理がある。そこが垂涎のポイントだ。

海で効く、街でも効く。G-LIDEらしい機能の磨き込み

もちろん、G-LIDEの看板機能もしっかり押さえている。タイドグラフとムーンデータを搭載し、海辺や水辺のアクティビティをサポートする構成は健在だ。とりわけサーフィンを楽しむ人にとって、潮や月の情報を腕元で確認できる意義は小さくない。スマホに頼らず、必要な情報へ素早くアクセスできる。この即応性は、アクティブな現場ほど効いてくる。

表示には高精細なMIP液晶を採用した。直射日光下や斜めからの視認性に配慮されており、屋外での見やすさを重視した仕様だ。海辺、ランニングコース、ジムの移動中。ふと目を落とした瞬間に情報が読めるかどうかは、道具としての満足度を大きく左右する。その点、本機はスペック表の数字以上に実用本位だ。派手な演出より、現場での頼もしさが先に立つ。まさにG-SHOCK流である。

シースルーベゼルとバイオマス素材、今の時代に似合う腕元

外装の仕立ても見逃せない。ベゼルには半透明樹脂を用い、内部構造がのぞくシースルーデザインを採用。海辺に映える軽やかな表情をまといながら、G-SHOCKらしいメカニカルなムードも漂わせている。カラーはブルーの「GBX-H5600-2」とブラックの「GBX-H5600-1」の2型だ。爽快感を腕元に宿すならブルー、日常使いとの往復を考えるならブラック。選ぶ楽しみも用意されている。

さらに、ベゼル、ケース、バンドの主な樹脂パーツにはバイオマスプラスチックを採用した。環境負荷低減への配慮も織り込まれたのである。いま、スポーツギアに求められる価値は、性能だけではない。自然の中で使う道具だからこそ、素材選びにも時代の感覚が問われる。その意味で、このモデルは単なる新作以上だ。アウトドアや海と関わる人の感性に寄り添う一手と言えそうだ。

どんな人に刺さるか。サーファーから週末アスリートまで

この「GBX-H5600」が似合うのは、本格サーファーだけではない。潮や月の情報を活かしたい人にはもちろん、普段は街で過ごしつつ、休日はランやジムワークで身体を動かす。そんなライフスタイルにもきれいにはまる。一本で海と陸をまたげる守備範囲の広さ。そこが実に頼もしい。G-SHOCKを選ぶ人の多くは、スペックだけでなく“雑に扱っても応えてくれる信頼”を求めている。本機はその信頼に、記録する楽しさと整える実感を重ねてきた印象だ。

価格は4万4000円だ。高級機械式の世界とは異なる土俵だが、この価格帯でここまで用途を横断する内容は見逃せない。海辺の相棒としても、日常のコンディション管理役としても機能する。しかも、G-SHOCKらしいタフネスと存在感をきちんと保っている。華美に流れず、使ってこそ価値が立ち上がる一本だ。そんな時計に惹かれる向きには、相当に気になる新顔だろう。詳細はカシオの製品ページで確認しておきたいところだ。

発売日とラインナップをチェック

ラインナップは2モデル。ブルーの「GBX-H5600-2」、ブラックの「GBX-H5600-1」を用意し、いずれも2026年5月15日発売、メーカー希望小売価格は4万4000円(税込)である。タフネス、海辺向け機能、トレーニング対応、見やすさ、環境配慮。いくつもの要素を過不足なく束ねた新しいG-LIDEだ。夏の腕元を更新したいなら、早めにチェックしておくのが得策かもしれない。

G-SHOCK「GBX-H5600-2」 4万4000円/クオーツ。カーボン樹脂ケース&ストラップ。縦51.1mm×横44.5mm、厚さ17.3mm。20気圧防水。2026年5月15日発売。

G-SHOCK「GBX-H5600-1」 4万4000円/クオーツ。カーボン樹脂ケース&ストラップ。縦51.1mm×横44.5mm、厚さ17.3mm。20気圧防水。2026年5月15日発売。

問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.0120-088925 https://gshock.casio.com/jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/WATCHNAVI編集部

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