ピアジェは創業以来、高品質なムーブメント製造で評価を得て、他社に部品を提供するまでに成長。1957年には厚さ2㎜という当時世界最薄の手巻きCal.「9P」を開発した。薄型ムーブメントの旗手となり、現在もその限界に挑戦している。
常に究極の薄さを目指すピアジェの新たな“究極”
伝説的な2㎜厚のCal.「9P」から61年、今年は自動巻きの薄型化に挑戦。地板の代わりに裏蓋に輪列を組み、ペリフェラルローターを用いて、厚さ4.3㎜の自社最薄記録を更新した。腕時計全体でCal.9Pと同じ厚みしかないプロトタイプの行く末も楽しみだ。