スイス時計の名門オーデマ ピゲとアートが融合したエキシビション開催

世界三大高級時計のひとつに数えられる「オーデマ ピゲ」が、10月19日(土)~11月4日(月・振休)までの期間、東京・六本木の東京ミッドタウンで『時計以上の何か』と題した巡回展を開催する。来場者に最高峰の時計の創造的な世界を体験してもらうべく、オーデマ ピゲのコレクションを生み出してきた職人たちのストーリーを紹介。入場は無料で、事前予約すると入場が優先となる。

スイス本国から貴重なアーカイブウオッチが“来日”

©Audemars Piguet 2019

東京ミッドタウンでは、“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトとする「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」を毎年開催している。国内外で活躍するデザイナーや注目されているアート作品が集められる本イベントは、今年で13回目を迎える。ここに、アーティストと強い絆を持つスイス時計の超名門、オーデマ ピゲが巡回展『時計以上の何か』で初参加する。

©Audemars Piguet 2019

本エキシビションは、144年に及ぶオーデマ ピゲの世界観、すなわちマニュファクチュール(ムーブメントから自社一貫製造しているブランド)を貫いてきた歴史を、アートと融合する形で紹介する。展示物としてオーデマ ピゲの貴重なヴィンテージウオッチや現行モデルなど合計150本以上が集められる。中でも創業者のひとり、ジュール=ルイ・オーデマが時計学校の卒業制作で作った懐中時計は必見。ほかにもクロノグラフ、チャイミング機構、アストロノミカル機構など、同ブランドがこれまでに開発してきた複雑メカニズムを搭載するユニークピースも公開される。

世界一流の職人技をデモンストレーションで!!

©Audemars Piguet 2019

見どころのひとつが、ライブで時計のアーティスティックな一面を目の当たりにできること。スイスのル・ブラッシュ本社から熟練の時計職人を呼び寄せ、美しい装飾を施す伝統の手仕上げによる技法を、デモンストレーションにて披露する。このような作業工程が見れる機会は非常に貴重。加えて、今年の新作「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の技術的な複雑さも解説するという。

著名アーティストとのコラボ作品が集結

©Audemars Piguet 2019

この展示スペースのデザインを手がけたのがフランス人デザイナー、マティユー・ルアヌール。彼の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)で常設展示されるなど、世界で注目されている。そのほかにも池田亮司やアレクサンドル・ジョリー、ダン・ホールズワースら、デザインシーンで名の通ったアーティストが、オーデマ ピゲのために制作した作品を展示する。そのため、同ブランドに興味がある人はもちろんのこと、時計を知らない人でも十分に楽しめる内容となっている。長年に渡ってオーデマ ピゲが育んできた芸術界との繋がりによって、オートオルロジュリー(高級時計)とコンテンポラリーアートが見事に調和した、これまでにないエキシビションになりそうだ。

 

開催概要

会期: 2019年10月19日(土)〜11月4日(月・振休)
会場:東京ミッドタウン(六本木)芝生広場
開場時間:11:00〜19:30(初日10月19日(土)のみ15:00〜20:00)/最終受付は閉館30分前
入場料:無料(予約優先:以下のサイトで登録可能)
http://beyondwatchmaking.audemarspiguet.com/

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