シチズン時計グループの女性社員が技能五輪全国大会「時計修理」で入賞!!

シチズン時計の製造子会社、シチズン時計マニュファクチャリングの女性社員が、愛知県で開催された第57回技能五輪全国大会の「時計修理」職種の部門で金賞と敢闘賞に輝いた。妙高工場の水澤 操(みずさわ みさお/右)さんが金賞を、飯田殿岡工場の橋都 愛(はしづめ あい/左)さんが敢闘賞を、それぞれ受賞している。

時計修理技術を高く評価された橋都 愛さん(左)と水澤 操さん(右)。シチズンの技術力を内外にアピールするきっかけとなった

技能五輪全国大会は、原則23歳以下の青年技能者たちが機械系、金属系、電子技術系、情報通信系、建設・建築系、サービス・ファッション系といった、40余りの職種で技能レベルの日本一を競い合うもの。国内の青年技能者の技能水準向上と技能尊重機運の醸成を目的として、1963年度から毎年開催されている。機械系の中に「時計修理」の部門があり、シチズン時計の水澤さんと橋都さんが今回受賞された。

「時計修理」の競技は、クオーツ腕時計の故障及び不具合修正、機械式ムーブメントの故障及び不具合修正、時計部品製作、外装部品仕上げという4つの課題について2日間に渡って実施された。まさに時計の修理に必要な技術・技能・センスが問われる。水澤さんと橋都さんの受賞は、シチズンの高度な技術が継承されていることを証明したと同時に、その将来が希望に満ちていることを示したといえる。なお同社グループからは受賞者2名を含めて4名が参加した。

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