稀代のスーパーブランド「リシャール・ミル」が神戸・福岡と立て続けにブティックをオープン

あらゆる最先端の素材・技術を自ら腕時計製造に持ち込み、それを超一流の時計職人が組み上げたタイムピースにより、創業わずか10年ほど唯一無二の地位を確立したリシャール・ミル。1000万円前後をエントリーラインにするスーパーブランドでありながら、購入希望者はいまだあとを立たないというスイス時計界のゲームチェンジャーのブティック設立の意図を、神戸と福岡のブティックオープン時に取材した。

 

本国指定の世界観を反映したリシャール・ミル ブティックが完成

まず、リシャール・ミルは、すでに自社製品をブティックでのみ販売する方針を決めており、今回の神戸と福岡のブティックオープンも決定事項にならった形である。だが、製造本数が少ないとはいえラインナップは1000万円前後がエントリーラインという超高級ブランドだ。日本に1店舗でもあれば十分ではないかとさえ思える。しかも、これだけの高額品にもかかわらず売れまくっており、正規新品を購入するのは至難の技。私たちメディアが撮影用の1本を用意してもらうことさえ困難を極める。既存店舗である銀座と大阪のブティックも、選べるほど多くのタイムピースが並ぶことはまずないと考えていい。

このような状況のなか、リシャールミルジャパンの川崎社長は、今回の新ブティックオープン時の挨拶でこう述べた。

「リシャール・ミルのブティックは、オーナーの方や関心のある方にブランドのコンセプトや哲学、思想をお伝えする場所だと考えています。世界にあるリシャール・ミル ブティックは、すべて創設者であるリシャール・ミル本人が視察し、彼のOKが出て初めてオープンする場所。つまり、リシャール・ミルの考えを知るための最高の環境なのです」

このブランドは、最新技術と伝統技術を融合させたアート作品としても認められている。それゆえ、リシャール・ミルには時計愛好家はもちろん、まったく異なる嗜好を持つオーナーも多い。そうした人々がともに所有することの価値や喜びを分かち合うためのサロンとしても、リシャール・ミル ブティックは機能するわけだ。

「オーナーの方が普段お使いいただくなかで気になった点などが出てきたときに立ち寄れるよう、ウオッチメーカールームも設置しています。高度な技術が詰まったリシャール・ミルのタイムピースを、安心してお使いいただけるような体制を築くこと。それもまた、リシャール・ミルの方針です」(川崎社長)

【リシャール・ミル 神戸】住所:神戸市中央区三宮町3-1-9 TEL:078-392-5111 営業時間:11:00〜19:00(水曜定休)
【リシャール・ミル 福岡】住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-2 ホテルオークラ福岡ビル1F TEL:092-409-5370 営業時間:11:00-19:00(水曜定休)

圧倒的な技術力のみで高級時計の新たな価値を作り上げたスイスウオッチのゲームチェンジャー、リシャール・ミル。このブランドのコストパフォーマンスや快進撃を続ける理由を知りたいのであれば、どの情報を仕入れるよりもブティックを訪ねるのが最短・最速といえそうだ。

リシャールミルジャパン TEL.03-5511-1555
http://www.richardmille.jp/

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