後世に語り継がれる定番時計「ボール ウォッチ エンジニア ハイドロカーボン」――最新テクノロジーを駆使したタフモデル

20世紀前後のアメリカ経済を支えた鉄道において、「BALL WATCH(ボール ウォッチ)」は安全な鉄道時計の検査システムを構築したメーカーとなった。その後、拠点を本場スイスへと移し、精度や耐久性を含める機能を追求する姿勢を継続。そのなかで定番コレクションに生まれた最新フラッグシップモデル「エンジニア ハイドロカーボン オリジナル」は、まさに集大成といえる仕上がりだ。

“信頼性のおける屈強さ”を標榜するタフブランドの集大成

ボール ウォッチといえば、タフな作りや自発光マイクロ・ガスライトを共通の持ち味としているが、ハイエンドコレクションに位置付けられるエンジニア ハイドロカーボンだけに採用されている装備がある。それが「セーフティロック・クラウンシステム」だ。開閉式の強固なプロテクターで気密を高めつつ、外的衝撃からリューズを守る役割を持った本機能は、リューズの締め忘れによるヒューマンエラーも防ぐことができるとして、シンボリックなディテールとなっている。

そのエンジニア ハイドロカーボンの初出は2004年のこと。現在までに蓄積してきた革新技術の多くを組み込んだのが、15年目のアニバーサリーモデルとして誕生した“オリジナル”なのであり、進化を示す一本である。ヒゲゼンマイへの衝撃の影響を最大で66%緩和するスプリングロック耐震システムに加え、緩急針がショックで動かないように固定するスプリングシール耐震システムも搭載。他にもムーブメントに伝わるショックを緩和するアモータイザー衝撃吸収リングも備えているなど、惜しみなく最新テクノロジーが用いられているのである。

またエンジニア ハイドロカーボン オリジナルは、時代を経ても色褪せない定番デザインであることも記しておくべきだろう。この点では、同社初の2層式ダイアルの貢献が大きい。下層にマイクロ・ガスライトを組み込み、上層のインデックス部に穴をあけて、サンドイッチのように重ねた。これによってインデックスの形状が自由になり、ドットやトライアングルも可能になった。新時代の到来を予感させる、まさに出色の出来。将来の定番ロングセラーとなる資格は十分だ。

 

革新技術のすべてを全部乗せしたシリーズ誕生15周年記念モデル

ボール ウォッチ「エンジニア ハイドロカーボン オリジナル」Ref.DM2118B-S1CJ-BK 30万8000円/ 自動巻き(Cal.RR1102-CSL)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径40mm(厚さ14.55mm)。200m防水

エンジニア ハイドロカーボン誕生以来15年間に培った技術をすべて搭載した2019年デビューのアニバーサリーモデル。8万A/mの耐磁性や7500Gsの耐衝撃性を備え、スイスCOSC認定クロノメーターの高精度を誇る。2層式文字盤によって、自発光マイクロ・ガスライトを用いた丸型インデックスを初めて実現した。

 

問:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807
http://www.ballwatch.com/global/jp/home.html

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