〝現場〟で使われている腕時計「G-SHOCK」が緊急消防援助隊とコラボレーション

G-SHOCKといえばファッションウオッチの代名詞であると同時に、過酷な環境で使用されている耐衝撃ウオッチでもある。日本だけではなく海外においても消防や警察、軍関係などで実際に着用が確認されており、“現場”のプロたちが認める唯一無二のタフネスウオッチなのだ。そんなG-SHOCKから6月にリリース(予定)されるのが、緊急消防援助隊をテーマにしたスペシャルカラーのコラボモデルである。

防火服のブラックと消防車のレッドをデザインに取り入れる

新作「GW-9400NFST-1AJR」は、仙台市消防局と神戸市消防局がデザイン制作に参加し、大規模災害の際に全国各地の消防隊員が管轄を超えて迅速かつ効率的に救助活動などを行う「緊急消防援助隊」の着用を想定したモデル。過酷な“現場”へと赴く同隊は、1995年の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて創設され、今年で25周年を迎えた。この節目にG-SHOCKがその認知拡大をサポートしたいという思いから、特別なコラボレーションが実現した。

開発にあたり、過去2度の合作を実施した神戸市消防局に仙台市消防局が加わって、全面協力を得てデザインを制作。究極のサバイバルタフネスを具現化した、耐衝撃機能とトリプルセンサー(方位、気圧/高度、温度計測機能)搭載のマスターオブGシリーズ「レンジマン(RANGEMAN)」をベース機に、仙台市消防局の防火服に用いられているブラックと消防車のレッドを配色した。その他、ケース右のセンサーボタン関係に防火服の反射材をイメージしたビビッドなイエローを挿し色として使い、高強度のカーボンファイバーインサートバンドもブラック(表面)&レッド(裏面)の二色成形としている。

またG-SHOCKらしいユーモアも取り入れ、バンド表面のセンターに救助道具のロープのイラストを、裏蓋、遊環(バンドの余り部分を留める輪パーツ)、液晶など時計本体の随所と専用パッケージには、緊急消防援助隊や両消防局のロゴをあしらった。細部までカラーリングにこだわることにより、実用性の向上と特別感を演出しているのだ。

緊急消防援助隊たちの熱い思いとプライド、そして活動に賛辞を贈る

本コラボレーションについて両消防局は、
「緊急消防援助隊は消防の強い絆の象徴です。『これからも一分一秒という時間を大切にしながら、全国の仲間と共に、今後の災害に備えたい』この時計にはそのような気持ちが込められています」(仙台市消防局 管理課主幹 佐藤恵氏)
「阪神・淡路大震災を教訓に創設された緊急消防援助隊の制度について、より多くの方に知っていただく一つのきっかけになればと思います」(神戸市消防局 総務課長 上山繁氏)
とコメントを寄せている。

消防隊を思い起こさせるカラーに仕上げられたスペシャル レンジマンは、まさに彼らの活躍に敬意を表する逸品といえる。

「緊急消防援助隊」とは…
1995年の阪神・淡路大震災では、全国各地の消防本部から多くの隊員が救助・消火活動に駆けつけ、人命救助を行った。その後、総務省消防庁は消防の広域応援をより迅速かつ効果的に実施するため、「緊急消防援助隊」制度を創設。2011年の東日本大震災では、8854隊、3万684人の隊員が派遣され、被災地で懸命に活動にあたってくれた。

G-SHOCK「レンジマン GW-9400NFST-1AJR」5万5000円/クオーツ(電波ソーラー)。樹脂ケース。カーボンファイバーインサートバンド。縦55.2×横53.5mm(厚さ18.2mm)。重量93g。20気圧防水

GW-9400NFST-1AJR/スペック一覧
●耐衝撃構造(ショックレジスト)
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●マルチバンド6(世界6局の標準電波受信機能)
●方位計測機能
●気圧計測機能
●高度計測機能
●温度計測機能
●ワールドタイム(世界48都市)
●日の出・日の入時刻表示
●マニュアルメモリー機能(高度、気圧、温度、方位、時刻のタイムスタンプ機能)
●ストップウオッチ(1/100秒~1000時間)
●タイマー(1分~24時間)
●時刻アラーム5本・時報
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング機能
●フルオートカレンダー
●12/24時間制表示切替
●操作音ON/OFF切替機能
●ホワイトLEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替付き)

 

問:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
https://g-shock.jp/

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