スイスの名門『オリス』の大ヒットウオッチ「ダイバーズ 65」に、ケースからブレスレットまでブロンズを纏った限定モデルが登場

スイスで1904年に創業し、世界中で愛され続けているウオッチブランド「オリス(ORIS)」が、1世紀を超えて拠点にしているヘルシュタイン村(バーゼル南部)に敬意を表す限定時計を発表した。その名も「オリス ヘルシュタイン エディション2020」だ。

ブレスレット、ベゼル、プッシャーに至るまで、外装のほとんどが経年変化を楽しめるブロンズ製

1904年6月1日、ポール・カッティンとジョルジュ・クリスチャンが契約書にサインしたことに始まった、100年に渡るオリスの物語。ヘルシュタイン村に流れる小川から命名された同ブランドは、いつからから村のシンボルとなって地域の発展に寄与してきた。そんなバックグラウンドをオマージュするべく企画されたのが、今回リリースが決まった250本のリミテッドエディションである。

ダイバーズ 65 クロノグラフをベースとする本機は、ケースから逆回転防止ベゼル、リューズ、プッシュボタンに至るまで鋳造された無垢のブロンズから構成されている。ちなみにブレスレットはスイス時計界初のブロンズ鋳造製で、使用や保存状態によって個体ごとに経年変化が起こり、個体ごとに異なる外観が生まれる。つまりは世界にひとつだけの時計となるのだ。なおクラシカルな雰囲気のダイアルはゴールド加工されたもので、“2つ目”のブラックインダイアルとローズゴールド加工のインデックスがセットされている。

オリス「オリス ヘルシュタイン エディション2020」Ref.771 7744 3182-Set 56万1000円/自動巻き(Cal.Oris771)、48時間パワーリザーブ。マルチピースブロンズケース(ステンレススチールケースバック)&ブレスレット。直径43mm。10気圧防水。限定250本

オリスのマスコットは子供のころに遊んだテディベア。このモチーフを時々眺め、懐かしさや親しみに思いを馳せてほしい

オリスの共同経営者であるロルフ・スチューダー氏は、この時計について次のように語っている。

「特別なムーブメントをつくるか、新しい素材を採用するか、カラフルなものにしようかと考えた結果、この土地と世界の時計愛好家を楽しく繋ごうということで、ちょっと茶目っ気を出しました。無垢のブロンズでできた高級時計の裏にクマを刻印するなんて、誰も思いつかないでしょう? このクマを見て怒る人はいない。多忙な日々にひとときの楽しみを提供したかったのです」

オリスなりの地元愛と時計愛好家へのメッセージが詰め込まれた限定250本モデルは、オリスブティック及び公式e-shopにて販売予定。e-shop購入特典として、希望のシリアルナンバーのオーダーが可能ということだ。

 

問:オリスジャパン TEL.03-6260-6876
https://www.oris.ch/jp

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