独自の挑戦を続けてきた【ボームウオッチ】がボーム&メルシエに統合!

2018年に発足以来、地球環境への配慮を中心にとらえ時計業界における“当たり前”を覆す挑戦を続けてきた「ボーム」が、ボーム&メルシエに統合されることが発表された。

スピリットはそのままにコレクションのひとつとして再始動

これまで「Waste Free Oceans」「Digital For The Planet」「WREN」といったパートナーとデザインと社会的責任におけるコミットメントに従ってきた同ブランド。コルク・PET樹脂・コットンなど自然にかえる素材を使用し、エコやアップサイクルを打ち出したカスタマイズできるタイムピースを世に送り出してきたが、今後はボーム&メルシエのコレクションのひとつとして新たなカスタマイズ体験を届けることになりそうだ。

 

 

ブランド発足から2年を経ての決断となった今回、ボーム&メルシエに支えられながらプロジェクトの開発を加速させ、将来の発展に向けてイノベーションや地球環境への責任という重要なテーマや専門知識を活かすことが可能となったボーム。今後の活動に要注目だ。

また、他のコレクション同様にスイス・ジュラ地方のレ・ブルネにあるボーム&メルシエの工房で製造管理されることも決定した。創業以来、伝統を守り続けてきたボーム&メルシエにとっても、社会的コミットメントを象徴するコレクションとなるのは間違いない。

 

メゾンの技術とボームの「アップサイクル」が融合し、さらなる高みへ

ボーム&メルシエのCEOデビッド・ショーメは今回の統合について
「『ボーム』はボーム&メルシエのコレクションに自然な形で加わっていき、ボーム&メルシエの歴史に新たな1ページを刻んでくれることになるでしょう。メゾンの時計製造技術とボームのミニマルでユニークなデザイン、デジタルイノベーション、さらには 『アップサイクル』の概念と出会うことで、新しい歩みを始めることになるのです」と語り、さらに「メゾンの未来に向けた取り組みは、伝統とモダンの融合、エレガンスとオリジナリティのバランスを保つこと、そして環境保護に対する高い意識を持つことを指針としています」とも語っている。

これまで、フランスのフリースキーブランド「ZAG」(ザグ)やスケートボードブランドHRSなど、積極的なコラボレーションを発表してきた同ブランドだが、すでに新たなコラボレーションモデルの誕生も予定されている。現在、ボーム&メルシエのパートナーであるNGO団体「Waste Free Oceans」と連携したコレクションとなることが分かっており、ボームウオッチのアップサイクルを象徴するモデルとなるとのことだ。新生ボームのファーストコレクションが発表される日を楽しみに待つことにしよう。

 

お問い合わせ先:ボーム&メルシエ TEL. 0120-98-8000

https://www.baume-et-mercier.com/jp/ja/home.html

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