2010年に“ウオッチメーカー宣言”をして以降、「ブルガリ(BVLGARI)」はそれまで以上に魅力的なタイムピースを輩出するブランドとなった。あれからちょうど10年目となる2020年も、同社は魅力的な新作を用意している。なかでも時計専門誌『ウオッチナビ』が注目するモデルをピックアップ。
オクト フィニッシモをブルガリ・ブルガリが追走
今年1月にドバイで開催されたLVMHグループ独自イベントでは、オクト フィニッシモの新バリエーションを大々的に発表した。昨年、薄型における5度目となる世界記録を達成した同コレクションは、さらなるスリム化の強化を推し進めることを内外に知らしめたといえる。そして今春、もうひとつのアイコン、ブルガリ・ブルガリにも待望のニューモデルが加わった。
極薄&フルブラックにして立体的な仕上げが秀逸
ケースとブレスレットはもちろん、ベゼルもダイアルも裏ブタもフルセラミックで製作。サテンとポリッシュのコンビ仕上げによるブレスレット、ブラックながら視認性を確保したインデックス&針など、細部までこだわりが満載。シースルーバックを通して鑑賞できる極薄のキャリバーBVL 138は、わずか2.23mm厚。プラチナ製マイクロローターを備え、約60時間パワーリザーブを持つ実力派である。
ピンクゴールド&ステンレススチール仕様も誕生
剛性の高い薄型ケースを実現するのみならず、スクリューダウン式のリューズを初搭載することで、防水性能が10気圧にアップ。艶やかなブラックラッカー仕上げのダイアルが豊かな表情で、7時-8時間にシリーズの定番となったスモールセコンドを配置。ピンクゴールドモデルのケース厚は5.25mm!!
ブルガリウオッチのシンボルに遊び心をプラス
帝政ローマのコインに魅せられ誕生した初代ブルガリ・ブルガリから45年、メゾンのアイコンであり続けるコレクションのスペシャルバージョン。ベゼルに記された9つの都市名のうち、こちらは創業地である“ROMA”が刻印されている。
「ブルガリ(BVLGARI)」について創業年:1884年 1884年、ギリシャ系の銀細工師ソティリオ・ブルガリがローマに宝飾店を開いたのが始まり。1975年に発表された「ブルガリ・ブルガリ」が大ヒットし、同社の代表作となった。現在はムーブメント、外装共に自社で製造している。 |
問い合わせ先:ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100
https://www.bulgari.com/ja-jp/
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