新作時計の発表の場となっている時計見本市(多くはスイスで開催)が、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止や延期となった。代わりにインターネットで新作を公開するブランドが増加したのである。この形式を採った時計メーカーより、アメリカにルーツを持ち、現在はスイスに拠点を構える「ハミルトン(HAMILTON)」の2020年ニューモデルを紹介する。
スペースエイジの傑作が50周年を機に待望の復刻
1970年に誕生したデジタルウオッチの元祖「ハミルトン パルサー」は、時計史に衝撃を与えると同時に、多くのセレブやファッショニスタに愛された名作である。誕生から半世紀を迎えた今年、人気の高い1973年モデルをリアルに復刻し、表示部には最新技術を採用した新作を発表。とくにイエローゴールドカラーに仕上げた限定版は争奪戦必至のレアピースとなりそうだ。
世界初のLED式デジタル時計が現代に蘇る
1970年に誕生した世界初のLED式デジタルウオッチの復刻版。デザインは1973年製モデルをベースに、アイコニックな幅広クッションケースを当時と同じサイズで再現した。レトロなフォルムに対して、表示部は最先端で、液晶による常時点灯と右ボタンで赤いLEDに表示されるドット数字というハイブリッド式になっており、消費電力を抑える仕様になっている。レギュラー展開のステンレススチールモデルも同時発売。
カジュアルファッションに映えるミリタリーカラー
日常使用に安心感のある10気圧防水のダイバーズウオッチスタイルと、約80時間パワーリザーブの実用性が好評の夏時計に、スタイリッシュな新色が加わった。40mmケース、サファイア風防、カレンダーなど、多くの人が求めるスペックを搭載。文字盤や回転ベゼルと同色のNATOストラップが絶妙にマッチ!!
伝統のカーキコレクションに誕生した軽量ブラックモデル
チタンケースによる軽快な装着感に加え、耐久性と堅牢性を兼ね備えたフィールドウオッチ。マットなブラックPVDとブラックダイアルがマスキュリンな雰囲気で、ベージュ夜光とブラウンのカーフストラップが好相性。
ムーブメントのメカニカルな魅力を文字盤から楽しむ
ダイアルのスタイリッシュなカットアウトから、着用したままムーブメントが見られるオープンハート採用のニューモデル。アイスブルーとベージュオーストリッチストラップの優しい色合いにも注目。
「ハミルトン(HAMILTON)」について創業年:1892年 アメリカ鉄道の黎明期を支えた鉄道時計の先駆者で、その技術力を軍用時計にも投入。世界初の電池式時計「ベンチュラ」(1957年)や世界初のLEDデジタル時計「パルサー」(1970年)など、先端技術を生かした革新時計でも知られている。 |
問い合わせ先:ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7371
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/
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