新作ウオッチを世界へ披露する場となっている時計見本市(多くはスイスで開催)が、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止や延期となった。そのため代わりにインターネットで公開するブランドが増加したのである。このような形式を採った時計メーカーより、ドイツ東部グラスヒュッテに伝わる時計製造とバウハウスデザインを受け継ぐ「ノモス グラスヒュッテ(NOMOS GLASHÜTTE)」の2020年ニューモデルを紹介。
ノモスと同じくドイツ生まれの偉大な音楽家へのオマージュ
テトラに加わった新作は、銅色の「神々の霊感」、オリーブ色の「歓喜の歌」、ターコイズブルーの「不滅の恋人」、ダークブルーの「フィデリオ」というベートーヴェンにまつわるキーワードを冠した4つのダイアルニューカラー。ドイツの偉大な作曲家生誕250周年を祝すモデルとなっている。
第九コーラス部の最初のフレーズ「神々の霊感」
合唱曲としても有名な第九の歌詞にある「Götterfunken」と名付けられた新色コパーの文字盤をセット。ミニマルな角型ケースにグレーのベロアストラップを合わせた、優しい色彩の期間限定生産モデル。シェアウオッチにも適したサイズとカラーの一本である。
「ノモス グラスヒュッテ(NOMOS GLASHÜTTE)」について創業年:1990年 グラスヒュッテ伝統の技法を継承し、とくにドイツ流の3/4プレートは有名。2005年より自社製手巻きキャリバーを搭載し、2014年からひげゼンマイまでインハウス製造となった。入門機からハイエンドまで個性的なモデルを展開中。 |
問い合わせ先:大沢商会 時計部 TEL.03-3527-2682
https://nomos-glashuette.com/ja