機械式時計好きでも楽しめるカジュアルウオッチを紹介する、ウオッチナビの新連載「一周回って惚れ込めるカジュアルウオッチ」。初回は“レトロフューチャーデザイン”の注目モデルを紹介したが、第2回は50mm前後で存在感抜群の大型ウオッチをピックアップ!!
【カジュアルウオッチ トレンド 2】ド迫力のアラ50ビッグフェイス
ポケットに収める懐中時計から腕元に、という腕時計の歴史を辿れば、ダウンサイジングこそが正義といえる。しかし21世紀に突入するとそのカウンター、あるいは懐古主義的側面から“デカ厚”ウオッチブームが到来。本格的な機械式はもちろんクオーツにも波及し、カジュアルウオッチでは、“アラ50”(=50mm径前後)の迫力満点なタイムピースが登場。その幅はさらに広がり、オシャレな大人が愛するモデルも増えている。
電波を使った厳格な精度やソーラー駆動も実現する本格ダイバーズ
ISO規格準拠の高防水スペックを備える「G-SHOCK フロッグマン」に、シリーズ初となるアナログ表示の7代目がデビュー。バンドに対してオフセンターに配置された特徴的なフェイスは6cmに近く、腕元での存在感は別格のものとなっている。スマートフォンの専用アプリケーションとも連携可能。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
https://g-shock.jp/
計器をモチーフにした武骨デザインのクロノグラフ
単独で駆動する4つの時刻表示とクロノグラフを搭載した骨太モデル。計器に着想を得てグラフィカルにデザインするセンスは、イタリア発のファッションブランドであるディーゼルの面目躍如たるところ。レッド&ブラックのコントラストが、迫力に拍車を掛ける。
問い合わせ先:フォッシルジャパン TEL.03-5992-4611
https://www.diesel.co.jp/
大型回転ベゼルにシンプルなワールドタイム機能
独立して動く24時間リングと、時刻帯を代表する24都市リングからなる2つのベゼルを内外に配置することで、唯一無二の顔立ちとなっている人気のワールドタイマー。ホワイトダイアルにグリーンがアクセントの数量限定バージョンだ。シンプルシックな文字盤で視認性が良く、コストパフォーマンスも高い。
問い合わせ先:マーサインターナショナル TEL.03-5541-0170
http://www.fhb-watch.com/
カジュアル系ビッグの先駆けとなったクロノグラフ
フェイスサイズと30気圧の防水スペックから命名された、ニクソンを代表するビッグサイズクロノグラフ。左手に着けたときに手首に当たらない9時側に配されたリューズ&プッシャーの設計、中央に集合させたカウンター類の視認性、単方向回転ベゼルなど、使うことを考慮したデザインが秀逸だ。
問い合わせ先:ニクソン ジャパン TEL.03-6812-9765
https://www.nixon.com/jp/ja
“クラゲ”で親しまれているスウォッチが大ぶりに!!
透明なボディに、カラフルに彩られた針とムーブメントが覗く人気モデル「ジェリーフィッシュ」が、ビッグボールドファミリーに仲間入り。大ぶりゆえ2時位置にリューズを配置することで、腕元の快適性とデザイン性を両立した。
問い合わせ先:スウォッチ コール TEL.0570-004-007
https://shop.swatch.com/ja_jp/
俳優・井浦 新さんのブランドとコラボレーション
本格派アウトドアウオッチとして、クライマーからの信頼も厚い「PRW-60」シリーズをベースに、俳優の井浦 新さんがディレクションを手がけるエルネストとコラボレーションした本機。日本の森林をイメージしたフォレストグリーンのカラーを採用し、別柄のストラップが付属する。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
https://protrek.jp/
懐かしの“黒電話”をモチーフにしたユニークな意匠
ドーム型の風防をもつベゼルレスモデルの最新作は、なんとダイヤル式の黒電話を文字盤中央に配した斬新なデザインが特徴。これが腕の動きに合わせて、センター軸を中心にぐるぐると回転するというギミックを備える。大きさだけでなく、テンデンスらしい仕掛けによる遊び心を感じさせる。
問い合わせ先:テンデンスジャパン TEL.03-5815-5735
https://www.tendence.jp/