1904年の創業以来、「オリス(ORIS)」はクオリティの高い機械式時計を、良心的なプライスで実現する名手として評価されてきた。代表作の「ビッグクラウン ポインターデイト」はまさにそんな同社を象徴するコレクションとして慕われており、その最新モデルは伝説のメジャーリーガーをテーマにした特別な逸品となっている。
アメリカ野球殿堂入りを果たしたロベルト・クレメンテとは
本日9月10日22時(日本時間)に発表されたオリスの新作「ビッグクラウン ポインターデイト ロベルト・クレメンテ リミテッドエディション」は、メジャーリーグに多大な貢献を果たした伝説的プレーヤーに捧げるモデルだ。
そのレジェンドとは、ロベルト・クレメンテ。彼がデビューした1950年から70年代はヒスパニック系出身の選手は少なく、まさにパイオニアとなったプレーヤーだった。野球の活躍もさることながら、シーズンオフには出身地であるプエルトリコやラテンアメリカ諸国でベースボールの道具や食料を配布するなど、慈善活動にも積極的な姿が見せた。相手ファンからも尊敬される彼だったが、1972年末、同年にニカラグアで起きた大地震の被災者たちへ援助物資を送り届けるチャーター便に同乗中、不運にも飛行機事故に巻き込まれてしまう。享年38歳の若すぎる死は、メジャーリーグ史上有数の悲しい出来事として伝えられている。
ロベルト・クレメンテは、1955年から亡くなった1972年までの18シーズン、ピッツバーグ・パイレーツ一筋でプレーしたことでも知られている。ファンはその守備力と強肩、そして通算3000本ものヒットを放ったバッティングに賛辞を送った。ビッグクラウン ポインターデイトの新作は、彼が愛し、愛された当時のパイレーツのユニフォームにインスパイアを受け、ホワイトダイアルの要所にゴールド&ブラックを配色。背番号21にちなんで、ポインターデイト針の先端とこれが指し示す日付の“21”をゴールドカラーで仕上げた。また、付属する交換用NATOストラップもゴールド・ホワイト・ブラックのストライプデザインとしている。
社会貢献の点で共鳴し合うオリスとクレメンテ
オリスといえば、近年ではシベリアのバイカル湖の保護活動や研究所をサポートしたり、廃棄プラスチックによる海洋汚染問題に取り組むパシフィック・ガベージ・スクリーニングとの提携を行うなど、地球環境保全の活動を行っている。今回のロベルト・クレメンテとのコラボレーションは、オリスとロベルト・クレメンテ財団が互いの活動を称える形でパートナーシップが締結された。
その証として、裏蓋には打席に立ったクレメンテの姿、モデル名、限定数3000を示すシリアルナンバーが刻印されている。
メジャーリーグを代表する才能、成績、さらに人格者として、ロベルト・クレメンテは現在でも尊敬の対象とされている。そんな彼の功績に敬意を表し、慈善活動を精力的に行っているメジャーリーガーに贈られる賞として「ロベルト・クレメンテ賞」がある。それだけ偉大なレジェンドへのリスペクトモデルは、3000本の希少限定ということで世界的な争奪戦が予想される。
問い合わせ先:オリスジャパン TEL.03-6260-6876
https://www.oris.ch/jp
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