経年変化したような独特の風合いが特徴的なエイジング加工。あえてサビやキズをつけることでタフさや男らしさを演出してくれると、最近ではDIYでエイジングを施す方も多いです。そして肌寒くなってきた秋には、ヴィンテージ感のあるエイジングウオッチが相性抜群。今回は秋のスタイルに取り入れたいオススメの3本をご紹介します。
ラルフローレン「RL67サファリ クロノメーター45mm エイジング ブレスレット」
ブランドの象徴といえるアンティーク&ミリタリー感が人気の「RL67サファリ クロノメーター」。本機は従来のCOSC認定の自動巻きキャリバーRL300-1を搭載した3針の要素はそのままに、エイジングブレスレットモデルへとバリエーションが加わりました。使い込んだ風合いを表現するエイジング仕上げが無骨な男らしさを演出しています。
おなじみのカモフラージュ柄と2種類を展開。
ゼニス「ヘリテージ パイロット トンアップ」
20世紀半ばにイギリスで生まれたオートバイ文化「カフェレーサー」のスタイルを取り入れた1 本。エイジング加工のケースとベージュ夜光のアラビアインデックスによる徹底した“ヴィンテージ顔”が秀逸です。スレートグレーのダイアルには、光の反射を抑えるグレイン加工を施し、さらに細かな凸凹を着ける梨地仕上げを装飾。経年変化したようなオリジナリティあふれる表情を生み出しています。
ハイスペックなスポーツウオッチの条件も満たした優秀ウオッチです。
ベル&ロス「BR01-92 スカル ブロンズ」
スーパールミノバを施したスカルデザインが 暗闇で姿を浮かび上がらせるシリーズ第三弾。 世界限定500本のこちらは縦横46㎜のブロンズケースに、ミリタリーテイストを盛り上げる短刀とサーベル型の時分 針をセットしています。ブロンズケースは使い込むほどに緑青が発生し、徐々にエイジングする表情が楽しめるのが魅力的。
個性派デザインがお好みの方にもオススメな1本です。
高級時計を手にすると、どうしてもキズがつかないように丁寧に扱おうとするもの。しかしこのエイジング加工は、適度なかすれ具合やサビがあることが時計の味わいであり、それが美しさへと変わります。小さなキズが付いてしまうぐらいのほうが、個性を増しオリジナル性も高められるかもしれません。