腕時計は「色」でもっと楽しくなる vol.4 ―― “色時計”の定番となりつつあるブルーの多彩さを知る

時計界では今、“ブルー”が空前のブーム。名だたるラグジュアリーブランドも積極的に新作を投入しており、各社がこぞってダイアルの色彩・色調の表現や外装パーツにも青を取り入れるなど、創意工夫を図っている。

時計専門誌「ウオッチナビ」では、ブルーの注目モデルとして5本をセレクト。いずれもコンセプトやデザインが異なり、独自の魅力を放っている。

 

【ブルーウオッチ その1】

H.モーザー「エンデバー・センターセコンド コンセプト」

H.モーザー「エンデバー・センターセコンド コンセプト」Ref.1200-0409 291万5000円/自動巻き(自社製Cal.HMC 200)。18Kローズゴールドケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径40mm。世界限定100本

ロゴすらない美麗なブルーフュメダイアル

H.モーザーが得意とするフュメダイアルを、インパクトあるファンキーブルーで実現。ブランドロゴやインデックスだけでなく、基準を悠に満たしながらも「SWISS MADE」表記すら排したピュアなデザインを、熱心なコレクターたちが高く評価している。赤みの強い5Nのレッドゴールドケースとの相性も抜群だ。

 

問い合わせ先:エグゼス TEL.03-6274-6120 https://www.h-moser.com/ja/

 

 

【ブルーウオッチ その2】

ヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス・コンプリートカレンダー」

ヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス・コンプリートカレンダー」Ref.4000E/000A-B548 266万2000円/自動巻き(自社製Cal.2460 QCL/1)。ステンレススチールケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径40mm

便利なトリプルカレンダーと青が美しく調和

1956年製モデルに着想を得た新コレクション。実用的かつ手の出しやすいステンレススチールケースに相応しいカラーとして、ペトロールブルーの文字盤が開発された。PVD加工によって創出された若干グリーンがかった深い青が、中央部と外周で仕上げ分けされた端正なダイアルの存在感を際立たせる。

 

問い合わせ先:ヴァシュロン・コンスタンタン TEL.0120-63-1755 https://www.vacheron-constantin.com/jp/

 

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