ジュネーブの至宝「ヴァシュロン・コンスタンタン」1世紀の時を超えたタイムピースが集う展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」を開催

1755年創業のスイスウオッチブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」が、9月7日より銀座ブティックにて展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」を開催する。この展覧会では、今年で誕生100周年を迎えた「アメリカン 1921」のように、ヴァシュロン・コンスタンタンが20世紀初頭に発揮した自由闊達な創作を称えるアーカイブピースが展示される。

 

「Classic with a Twist = 伝統的でありながら遊び心がある」

20世紀が腕時計の時代になるより前の1889年にバングルタイプのレディスウオッチを製作するなど、早くから腕時計のスタイルの将来性を見抜いていたヴァシュロン・コンスタンタン。今年で誕生100周年を迎えた「アメリカン 1921」は、まさしくブランドが手首を舞台にした創作の初期の傑作である。今回の展覧会では、このほかにもヴァシュロン・コンスタンタンが同時期に作り上げたトノー、ロザンジュ、レクタングル、クッション、オーバルなどの多様なシェイプのウオッチが展示される。会期は9月7日(火)〜10月11日(月)。

クッション型腕時計18Kイエローゴールド、11時と12時の間にリュウズ、Ref.12131 1919年
ヴァシュロン・コンスタンタン「ヒストリーク・アメリカン 1921」Ref.82035/000G-B735 435万円 手巻き(Cal.4400AS)、毎時2万8800振動、約65時間パワーリザーブ。18KWGケース(シースルーバック)。直径40mm。カーフストラップ。3気圧防水

年末には銀座・晴海通りに地上2階の新たなブティックも完成

ヴァシュロン・コンスタンタンといえば、年末に向けてもうひとつの大きなトピックもある。今回の展覧会が行われるブティックとは別に、以前は銀座 天賞堂があった場所にもうひとつのブティックをオープンするのだという。こうした一連の動きについて広報部は「新型コロナの影響を受けてか、お客様が『本物』に投資をされているように感じます。全体としても、数年前にオーヴァーシーズが登場したことで、若い世代にもブランド認知をしていただけるようになりました。お客様が求めている『本物』というニーズに弊社のタイムピースが合致していることで、これまで以上にお客様に手に取っていただく機会が増えているのではないかと思います」と答えた。

2021年12月に銀座・晴海通りに完成予定の新しいヴァシュロン・コンスタンタンブティックの外観イメージ

ジュネーブを代表する最高級ブランドながら、SNSを見渡すと人気コレクションのオーヴァーシーズやフィフティーシックスで予約分の入荷を待ち侘びている人の投稿は多い。このように時代に応じて変化を続け、支持を得てきた世界最古の時計ブランドの魅力を垣間見るうえでも、9月からの「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」は、最適な展覧会といえるだろう。

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