2017年にジョージ・カーンをCEOとして迎えて以降、スイスの高級時計ブランド【ブライトリング(BREITLING)】は“モダンレトロ”なデザインのコレクションが増えている。外観は古き良き時代の機械式時計を彷彿とさせるが、スペックは現代的なレベルへと置き換えられ、美しいデザインと実用性を兼ね備えている。それは発表されたばかりの「トップタイム クラシックカー スクワッド」も同様である。
スタイルとドライブを愛する人へ送るモダンレトロなクロノグラフ
新たに発表された「トップタイム クラシックカー スクワッド」は、デザインと自由の画期的な表現を追求し、1960年代のクラシックスポーツカーにオマージュを捧げる機械式クロノグラフ。アメリカ車の歴史を語るうえで外せない「シボレー コルベット」、「フォード マスタング」、「シェルビー コブラ」からインスピレーションを得た3つのタイムピースで、これらのクルマが登場した同じ年代に“若くアクティブなプロフェッショナル”に向けて発表された、オリジナルのブライトリング トップタイムをルーツとしている。ステンレススチール製のスナップ式ケースバックには各クラシックカーのロゴが刻印されているなど、文字盤だけではない特別なディテールも見どころだ。
名車とそれをイメージして現代に創出されたモダンレトロな「トップタイム クラシックカー スクワッド」について、ジョージ・カーンCEOは次のように語っている。
「“速さ”ではなく“旅”することが大事なのです。そして、エンジンルームをいじったり、日曜にドライブに出かけて、この美しいマシンを愛でたりする時もまさに同じです」
レッド&ブラックのダイアルの「トップタイム シボレー コルベット」は、自動車愛好家が「スティングレイ」とも呼ぶ、1960年代半ばのコルベットC2の鮮烈な外観をモチーフに取り入れた一本。ちなみに、シボレーの同創設者であり、レーシングドライバーのルイ・シボレーはスイス(ラ・ショー・ド・フォン)出身。ブライトリングもスイス創業のブランドであるため、このモデルの誕生は運命的なものを感じさせる。
グリーン&ブラックのダイアルの「トップタイム フォード マスタング」は、1964年に記録的な早さで開発され、手頃な価格かつコンパクトなスポーツカーという新ジャンルを生み出した、フォード マスタングにインスパイアされている。同車は当時のロックスターやハリウッド俳優たちが乗り、銀幕の中でも象徴的な役割を果たした。
ブルー&ホワイトのダイアルの「トップタイム シェルビー コブラ」は、アメリカの有名なレーシングドライバーであり、メーカーも立ち上げたキャロル・シェルビーが、1960年代のレース用に製作した驚異的なマシンがモチーフ。イギリスの伝統的な車体デザインをベースに、アメリカのレーシング技術と創意工夫を融合させた名車の個性的な塗装カラー、“ブルーにホワイトのレーシングストライプ”を2つ目クロノグラフにアレンジしている。
なお、「トップタイム シボレー コルベット」&「トップタイム フォード マスタング」は直径42mmのステンレススチールケースを採用。COSC公認クロノメーターのブライトリング キャリバー25を搭載し、横配列3カウンターのレイアウトを形成している。オレンジとイエローを配色したブラックタキメーター、ブラックインダイアルは共通である。12時位置にレトロなブライトリングロゴに加えて、それぞれのクラシックカーのマークを配している。クロノグラフ計測の最小値は1/8秒。
両機よりもわずかに小振りの「トップタイム シェルビー コブラ」は、40mm径の扱いやすいステンレススチールケース。コントラストが際立つホワイトのタキメーターと2つのカウンターを備える本機は、COSC公認クロノメーターのブライトリング キャリバー41を搭載する。バランスを考慮し、12時位置にレトロなブライトリングロゴを、6時位置にコブラのマークをあしらった。クロノグラフ計測の最小値は1/4秒。
問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/
Text/WATCHNAVI編集部
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