ハイブランドでの経験を生かして立ち上げた新鋭ウオッチブランド「ゴリラ」が創業5周年を記念した新作「ファストバックレガシー」と「ブルーデーモン」を発表

自らのウオッチコレクションを「ハイパーパフォーマンスウオッチ」と称するゴリラは、かつて高級時計ブランドのチーフデザイナーとして活躍していた人物が立ち上げたブランドである。最新作は、デビュー当時に時計界を騒然とさせた「ファストバック・オリジナル」をベースに、フォージドカーボンを採用した5thアニバーサリーモデル「ファストバック・レガシー」である。価格は17万500円で、2月1日より発売予定となっている。

パワフルなデザインと素材使いで新境地を開拓

カーボンやセラミック、ラバーなどの素材を巧みに融合させながら、手の届く価格帯で展開されていることからゴリラウオッチは大人のカジュアルウオッチやセカンドウオッチとして好評を博している。その誕生は衝撃的で、大型ウオッチながら随所のカーボン使いにより見た目を裏切る軽量性を実現。圧倒的な存在感と着け心地の良さを両立したデザインは、成熟しきった腕時計の世界に新たな価値観をもたらした。

そんな衝撃デビューから早くも5年が経ち、節目を飾るモデルをゴリラが製作。「ファストバック・レガシー」と命名された新作は、オリジナル配色のフルフォージド・カーボンバージョンとなっている。

「ファストバック・レガシー」17万500円(予価)
自動巻き(キャリバーMiyota8215)、毎時21.600振動、パワーリザーブ40時間)。アノダイズド・アルミ+チタニウム+フォージドカーボンケース。ケース幅44mm。ラバーストラップ。100m防水。2022年2月1日(予定)

これと時を同じくして発表された「ブルーデーモン」は、2018年以来ブランドの成長を牽引してきたGTコレクションをさらに進化させたモデル。特徴的なディープブルーの鏡面仕上げのセラミックベゼルが、コントラストの効いたレッドのアルミニウム製ピンストライプと多層仕上げのフォージドカーボンを引き立てる。そしてそのGTコレクションも定番「バンディッド」がモデルチェンジするなど、大きな節目を超えてさらに飛躍の年となりそうだ。

「ファストバック GT ブルーデーモン」26万4000円(予価) 自動巻き(キャリバーMiyota8215)、毎時28800振動、パワーリザーブ42時間)。セラミック+チタニウム+フォージドカーボンケース。ケース幅44mm。ラバーストラップ。100m防水。2022年2月1日(予定)
「ファストバック GT バンディット」23万4300円(予価) 自動巻き(キャリバーMiyota8215)、毎時28800振動、パワーリザーブ42時間)。セラミック+チタニウム+フォージドカーボンケース。ケース幅44mm。ラバーストラップ。100m防水。2022年2月1日(予定)
左/オクタヴィオ・ガルシア(Octavio Garcia) 米国シカゴ生まれ。70年代と80年代のアメリカで幼少時を過ごしたことにより、アメリカのポップカルチャーは自身のデザインに対する情熱に多大な影響を与えた。スイスにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインでプロダクトデザインを学び、オルロジュリーに対する情熱はそこから始まった。時計デザイナーとしてのキャリアは、1999年にオメガからスタートし、2003年からオーデマ ピゲでデザインキャリアを続けた。2010年にはチーフ・アーティスティック・オフィサーとしてブランド全体のクリエイティビティを統括
右/ルーカス・ゴップ(Lukas Gopp) オーストリアのフォアアールベルクで生まれ育つ。ミラノにあるヨーロッパ・デザイン学院とクリエイティビティアカデミーでインダストリアルデザインを学ぶ。2003年に卒業して、セクタースポーツウォッチメーカーであるセクターグループでの仕事がきっかけで時計デザイナーとしてのキャリアをスタート。その後、IWCシャフハウゼン、ラルフローレン・ウォッチ&ジュエリー、オーデマ ピゲなど世界で最も有名な時計メーカーでのキャリアを経験

問い合わせ先:G&Rジャパン Tel.03-5422-8087
https://www.gorillawatches.ch/jp/

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