デザインはパリで、製造は時計の本場スイスで行う【ベル&ロス(BELL&ROSS)】は、2016年からルノーF1チームとタッグを組み、モータースポーツの分野でも知られる存在となった。同チームは2022年、オーストリアの水処理関連企業「BWT(ベスト・ウォーター・テクノロジー)」とタイトルスポンサー契約を締結し、新たに「BWT アルピーヌF1チーム」へと改名された。ベル&ロスは引き続きパートナーシップを継続し、今回2022年版のコラボレーションウオッチ「BR 03-92 A522」を発表した。価格は55万円(税込)で、2022年11月発売予定。
チームカラーであり、アルピーヌを象徴する鮮やかなブルーを纏う
BWT アルピーヌF1チームはシーズン毎、最新のルールや技術革新に合わせて新しいレーシングカーを開発している。その新しいフォーミュラカーが「AlpineA522」であり、車体にはアルピーヌのシンボリックなメタリックブルーが使われている。パートナーであるベル&ロスのコラボレーション作「BR 03-92 A522」は、このブルーをダイアルのフランジや秒針に配色。モデル名はもちろん「AlpineA522」から取ったものである。
モータースポーツに着想を得たデザインやマテリアル
「BR 03-92 A522」を見れば、どのように「AlpineA522」からインスピレーションを得たものなのかが理解できるだろう。耐久性と軽量性を兼備するセラミックはフォーミュラカーに用いられており、このハイテク素材を本機ケースに採用。光の反射を抑えるマットブラックの表面加工で、見る者にスポーティシックな印象を与える。
「AlpineA522」のスピードメーターをヒントとするブラックダイアルは、車体カラーをイメージさせるブルー&ホワイトで彩りが与えられている。インデックスと針は蓄光タイプのスーパールミノバでコーティングされており、暗闇ではあたかも浮かび上がるように視認でき、時刻の読み取りをスムーズに行える。
そしてコラボウオッチ最大の注目ディテールがブルーの秒針だ。アルピーヌのシグネチャーである「A」を大胆にあしらい、アルピーヌとの強固な絆と本機が999本だけ生産されるスペシャルピースであることをアピール。6時位置のカレンダー窓直上のフランス国旗のカラーは、ベル&ロスとアルピーヌ両者の“母国”を表すものである。
ベル&ロス「BR 03-92 A522」 Ref.BR0392-a522-CE/SRB 55万円/自動巻き(Cal.BR-CAL.302.)、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。セラミックケース、サファイアクリスタル風防(反射防止加工)、ラバーストラップ(交換用ヘビーデューティー仕様シンセティックファブリックストラップが付属)。縦横42mm。100m防水。世界限定999本。2022年11月発売予定。
問い合わせ先:ベル&ロス ジャパン TEL.03-5977-7759 https://www.bellross.com/ja/
Text/WATCHNAVI編集部
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