1860年の創業以来、創造的なタイムピースやジュエリーを展開するメゾン【ショパール（CHOPARD）】。ブランドを代表するラグジュアリースポーツウオッチ「アルパイン イーグル」の新作として、アルプスの自然に着想を得たパイングリーン文字盤が登場する。直径41mmサイズで、ショパール独自のルーセント スティール A223モデル（203万5000円 税込）、または18Kエシカルローズゴールドモデル（699万6000円 税込）の2型がラインナップ。
都会的なスタイルと自然美の融合
「アルパイン イーグル」の新たな文字盤カラーであるパイングリーンは、これまでにショパールが発表してきたアレッチブルー、ベルニナグレー、ピッチブラックに続く、アルプスに広がる大自然の色彩から着想を得たもの。この新文字盤を、8本のスクリューが印象的なベゼルを備えるケースにセット。一体型デザインのメタルブレスレットやコンパスローズが刻まれたリューズから構成される洗練のスタイルと、山々の深い緑を連想させるパイングリーン文字盤を組み合わせた。
パイングリーンの文字盤表面は、イーグルの目を彷彿とさせるサンバーストモチーフがあしらわれている。白字のカレンダー表示は4時位置にレイアウトされており、その背景色は文字盤と調和するグリーン。明瞭な形状のインデックスと針にはロジウムまたはゴールドの仕上げが施されており、視認性の向上が図られている。さらに各所にはスーパールミノバ グレード X1が塗布されており、暗闇においてもスムーズに時刻を読み取れる。
ショパールの専用アトリエで製造される独自マテリアル
ラージモデルにあたる本機は、ルーセント スティール A223と18Kエシカルローズゴールドという特性が異なるケース素材の2型で展開される。「アルパイン イーグル」は2019年の誕生以来、“サステナブル・ラグジュアリーの向上”をテーマに掲げ、70%のリサイクル材から成るルーセント スティール A223を採用している。これは他のスチールに比べて50%も硬度が高く、サージカルスチールに匹敵する抗アレルギー性を持ち、さらに高い光反射性と光沢性を備える。もう一方の18Kエシカルローズゴールドは、2018年7月以降のショパール製ウオッチ＆ジュエリーと同様に100%エシカルな原料が使われている。このような時流に沿ったマテリアルの開発・生産は、数十年も前から専用の貴金属鋳造アトリエを構えるショパールならではの魅力といえる。
文字盤違いなどでバリエーションが豊富な33mmモデルも登場
そして新たに33mm径サイズの新規ラインナップも発表された。自社で開発・製造する「キャリバーChopard 09-01.C」を搭載し、ケースはルーセント スティール A223製、18Kエシカルローズゴールド製、これらのバイカラーモデルの計6型。氷河の青を想起させるアレッチブルー、同名の山脈の岩から名付けられたベルニナグレーなど、アルプスの自然に着想を得たカラーリングの文字盤がセットされている。
またショパールは新作アルパイン イーグルの売り上げの一部を、スイスとフランスにまたがる中央ヨーロッパ最大の湖であるレマン湖の畔に、オジロワシを動物園に再導入するプロジェクト「アルパイン・イーグル・ファウンデーション」へ寄付することを表明。ショパールの共同社長であるカール-フリードリッヒ・ショイフレは次のようにコメントしている。
「私自身もハイキングやスキーを楽しみ、思考を巡らせ、インスピレーションや安らぎを得られる山の静寂をとても気に入っています。こうした環境の保護は私たちにとって最重であり、アルパイン イーグルの美が、コレクションのインスピレーションの源である自然にオマージュを捧げ、この儚い生態系保全のための具体的な支援へと繋がることを心から誇りに思います」
ショパール「アルパイン イーグル」 Ref.298600-3014 203万5000円／自動巻き（自社製Cal.Chopard 01.01-C）、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。ルーセント スティール A223ケース（シースルーバック）＆ブレスレット、サファイアクリスタル風防（反射防止加工）。直径41mm、厚さ9.7mm。100m防水。
ショパール「アルパイン イーグル」 Ref.295363-500 699万6000円／自動巻き（自社製Cal.Chopard 01.01-C）、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。18Kエシカルローズゴールドケース（シースルーバック）＆ブレスレット、サファイアクリスタル風防（反射防止加工）。直径41mm、厚さ9.7mm。100m防水。
問い合わせ先：ショパール ジャパン プレス TEL.03-5524-8922 https://www.chopard.jp/
Text／三宅裕丈
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