スイスウオッチ【オリス（ORIS）】から高性能な自社ムーブメント搭載モデルが続々誕生！ 年末までストラッププレゼントキャンペーンを実施!!

スイスのウオッチブランド【オリス（ORIS）】は、2020年に革新的なマニュファクチュール（自社一貫製造）ムーブメントを発表した。「キャリバー400」と名付けられたそれは、現代の機械式時計に求められる多くの機能を備えており、順調に搭載モデルを増やしている。改めて、キャリバー400を“エンジン”に持つオリスのタイムピースについて振り返る。また、年末にかけて行われるキャンペーンについても紹介する。

驚異的なスペックだけにとどまらず発展も期待される

オリスの自社製自動巻きムーブメント「キャリバー400」は、いくつも優れているポイントがある。それらは大きく下記の4項目に集約できるが、オリスがこの新しいメカを開発する必要にも少し触れておこう。世界最大のムーブメント専門メーカーであるETA社がグループ（スウォッチ グループ）外への供給を縮小する意向であること、機能にもデザインにもオリジナリティが求められていることにより、各ブランドがムーブメントの内製化を進めている。オリスも例外なく、現在ではETA社のほかにセリタ社から供給を受けており、ハイエンドコレクションには自社製ムーブメントの手巻き式「キャリバー110」系と自動巻き式「キャリバー400」系を投入している。

 

ジェットエンジンのタービンブレードを想起させるベゼルが個性的な「プロパイロットＸ キャリバー400」

 

20世紀初頭から続くオリスのパイロットウオッチの歴史を継承しつつ、ブレスレット一体型のモダンなスタイルを纏ったタイムピースとして「プロパイロットX キャリバー400」は誕生。シャープなケースからテーパーのかかったブレスレットまでチタン製で、軽量かつタフな作りとなっている。搭載するキャリバー400はシースルーバックから鑑賞可能だ。

サンドブラスト加工を施した文字盤は、グレーのほかにブルーとピンクがラインナップ。12時位置にORISロゴを、対極にカレンダー表示を配し、シンプルなバーインデックスと夜光付きアルファ針の組み合わせによって優れた視認性を誇る。

オリス「プロパイロットX キャリバー400」　Ref.01 400 7778 7153-07 7 20 01TLC　55万円／自動巻き（自社製Cal.400）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。チタンケース（シースルーバック）＆ブレスレット、両面ドーム型サファイア風防（内面無反射コーティング）。直径39mm。10気圧防水。

 

 

本格的なダイビングに適応するオリスが誇る定番シリーズにも搭載「アクイス キャリバー400」

 

2020年の暮れ、キャリバー400を初めて搭載したのが「アクイスデイト キャリバー400」。ラウンドケースに短いラグが特徴の独自スタイルはそのままに、オリスの技術を結集した最新鋭のムーブメントが採用された。また現在では、写真の43.5mm径モデルと同デザインの41.5mmバージョン（ブルー、グリーン、ブラックがラインナップ）も展開されている。

ねじ込み式のケースバック＆リューズの組み合わせによって300mクラスの水圧に耐える屈強な作り。特許取得のクイックストラップチェンジ機構でステンレススチールブレスレット↔ラバーストラップを簡単に付け替えが可能で、いずれもクラスプ部分で延長するエクステンション機能付きのフォールディングバックルを備える。

オリス「アクイスデイト キャリバー400」　Ref.01 400 7763 4135-07 8 24 09PEB　46万2000円／自動巻き（自社製Cal.400）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット、両面ドーム型サファイア風防（内面無反射コーティング）。直径43.5mm。30気圧防水。

 

 

レトロデザインと使い勝手で高評価の人気コレクションに採用「ダイバーズ65 12H キャリバー400」

 

1965年にオリスが世に送り出したブランド初のダイバーズは、当時レジャーとして広まりつつあったダイビングの人気もあって好評を博した。ちょうどその半世紀後となる2015年に「ダイバーズ65」として復活を果たし、2022年には満を持して最新のキャリバー400搭載バージョン「ダイバーズ65 12H キャリバー400」がデビューした。

本機はデイリーユース向けのスペックにとどめ、使い勝手を優先。10気圧防水にしてケースの厚みを抑えているほか、幅が狭い回転ベゼルやドームフォルムの風防、ノンリューズガードといったヴィンテージスタイルを楽しむ一本となっている。

オリス「ダイバーズ65 12H キャリバー400」　Ref.01 400 7772 4054-07 8 20 18　48万4000円／自動巻き（自社製Cal.400）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット、両面ドーム型サファイア風防（内面無反射コーティング）。直径40mm。10気圧防水。

 

 

ブロンズのレトロな雰囲気とスモールセコンドが好マッチ「カール・ブラシア キャリバー401 リミテッド エディション」

 

「カール・ブラシア キャリバー401 リミテッド エディション」は、キャリバー400のセンター秒針を6時位置スモールセコンドへと変換した「キャリバー401」を搭載する。デザインのベースはダイバーズ65で、ケースには“エイジング”が楽しめるブロンズを採用しているのが特徴だ。

モデル名にあるカール・ブラシアは、1948年にアメリカ海軍に入隊し、ミッション中の事故による左足下部切断や時代を背景にした人種差別などの苦難を乗り越え、1970年にアフリカ系アメリカ人として初のUSネイビーマスターダイバーになった偉人。ハリウッド映画『ザ・ダイバー』（2000年公開）でも描かれた彼の勇敢さを後世に伝えるカール・ブラシア財団とのコラボにより、2000ピース限定の本機は誕生した。

オリス「カール・ブラシア キャリバー401 リミテッド エディション」　Ref.01 401 7764 3185-Set　49万5000円／自動巻き（自社製Cal.401）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ブロンズケース、エリカ社製テキスタイルストラップ、両面ドーム型サファイア風防（内面無反射コーティング）。。直径40mm。10気圧防水。世界限定2000本。

 

 

クラシックスタイルの航空時計と最新ムーブメントの出会い「ビッグクラウン ポインターデイト キャリバー403」

 

1938年以来、パイロットウオッチ「ビッグクラウン ポインターデイト」は“実用的に意味のあるものを作る”という哲学から生み出された、オリスの技術力と歴史を表すシンボルである。この傑作時計に、ポインターデイトとスモールセコンドを付加した「キャリバー403」を搭載したのが、「ビッグクラウン ポインターデイト キャリバー403」である。

レギュラーのビッグクラウン ポインターデイトと異なるディテールがいくつかある。ベゼルはコインエッジからプレーンに、夜光付きの時針はコブラ針から剣型に、日付針は三日月形状からアロー型になど、スマート化されたキャリバー403モデルならではのデザインも注目だ。

オリス「ビッグクラウン ポインターデイト キャリバー403」　Ref.01 403 7776 4065-07 5 19 11　46万2000円／自動巻き（自社製Cal.403）、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）、レザーストラップ、両面ドーム型サファイアガラス風防（内面反射防止コーティング）。直径38mm。5気圧防水。

 

 

 

問い合わせ先：オリスジャパン　TEL.03-6260-6876　https://www.oris.ch/jp/

Text／山口祐也（WN編集部）

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