フルセラミック外装に新開発ムーブメントを搭載した【ラドー】の新作ダイバーズウオッチ

2023/1/13 21:15

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ハードメタル採用のダイヤスター、ハイテクセラミックスを使ったインテグラルなど、マテリアルに強いこだわりを持つスイスウオッチブランド【ラドー（RADO）】。新たなハイスペックコレクションとして、ケースバック以外の外装にほとんどハイテクセラミックスを用い、新開発ムーブメントを搭載した「キャプテンクックハイテクセラミックスリミテッドエディション」を発表した。価格は62万7000円（税込）。

ラドーにとって重要な「キャプテンクック」を冠する高機能ダイバーズ

ラドー「キャプテンクックハイテクセラミックスリミテッドエディション」　Ref.R32147162

ラドーを代表する「キャプテンクック」は半世紀以上の歴史があり、ファーストモデルは1962年に発表された。当時からダイビング向けに開発され、今ではブランドのシンボルである回転するアンカー（錨）のマークは、この初代に初めてあしらわれたものだ。同コレクションは2017年、現代の冒険者向けの腕時計として復活を果たし、ヴィンテージ調のデザインと最先端のスペックを兼ね備えて人気を博している。

その後、300m防水モデルやハイテクセラミックスモデルなど、ハイレベルなコレクションを展開。最新作「キャプテンクックハイテクセラミックスリミテッドエディション」は、外装のほとんどをハイテクセラミックス（ケースバック以外）とする初めてのモデルとなっており、その革新性に注目が集まっている。

ベゼルやクラウンにもハイテクセラミックスを使用

厚さ14.6mmというモノブロック構造のラウンドケースや3連式ブレスレット（3つ折れ式のバックルはチタン製）を含め、外装のほとんどのパーツがマット仕上げのブラックセラミックスであり、ベゼルとクラウンへの同素材使用は本機が初の試み。ここに華やかさを与えているのが、ゴールドカラーのディテールと専用の新開発ムーブメント「キャリバーR808」を鑑賞できるスケルトンダイアルだ。メカの構造を眺められるスケルトン仕様のダイバーズはめずらしく、半透明に着色されたサファイアクリスタルガラスの下にはコート・ド・ジュネーブやゴールド色塗装で美しく仕上げられた受けなど、高い装飾性も魅力。なお同ムーブメントはニバクロン製ヒゲゼンマイを採用しており、ダイバーズに求められる耐磁性や耐ショック性にも優れる。

ラドー「キャプテンクックハイテクセラミックスリミテッドエディション」　Ref.R32147162 　62万7000円／自動巻き（Cal.R808）、最大80時間パワーリザーブ。ハイテクセラミックスケース（シースルーバック）＆ブレスレット、サファイアクリスタル風防（反射防止加工）。直径43mm、厚さ14.6mm。300m防水。世界限定1962本。