【キングセイコー】“亀の甲羅柄”のユニークな限定モデルと駆動時間を強化した新ムーブメントモデルが登場

キングセイコー(KING SEIKO)】より、ブランド誕生の地=亀戸にちなんだ特別仕様「キングセイコー セイコー腕時計110周年記念限定モデル」と、新開発ムーブメントを搭載する39mm径のレギュラーモデル3型が発表された。1200本限定の前者は2月24日(金)発売で、価格は23万6500円(税込)。後者は3月10日(金)発売で、価格は23万1000円(税込)。

 

キングセイコーが誕生した「亀戸」の地に着想を得たダイアル

キングセイコーが誕生した「亀戸」は、古くは海に囲まれた島だった。その島の形が亀の甲羅に似ていたことから「亀島」と呼ばれるようになり、現在の地名へと繋がっている。“亀”は、長寿を象徴する動物として古くから親しまれ、甲羅の形が由来の「亀甲文(きっこうもん)」は縁起の良い柄として認知されてきた。「キングセイコー セイコー腕時計110周年記念限定モデル」は、ブランドにとって重要な亀戸に敬意を表するモデルで、ダークブラウングラデーションのダイアルに亀甲文をモチーフとする六角形のパターンを配した特別な意匠を採用している。

基本のデザインは1965年に発売されたKSK(2代目キングセイコー)を踏襲するもので、多面カットを施した立体的な12時位置インデックスや力強く長いドルフィン針を取り入れている。硬質なサファイアクリスタル製の風防も古典的なボックスフォルムだ。これらの要素によって、伝統的なスタイルと高い視認性を両立している。

また、しなやかさと耐久性を兼ね備えたフラットな7連タイプのステンレススチールブレスレットのほかに、ブラックカーフストラップも付属している。このカーフ素材は持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題などの啓発活動を行う「LWG(レザーワーキンググループ)」の認証を取得しているタンナーで生産されたもので、ヴィンテージライクなシボ加工が特徴。これにKING SEIKOの刻印がなされた三つ折れバックルが備え付けられている。

ユニークな亀甲文柄のダークブラウンダイアルには、KSKをイメージさせるクラシックタイプのブレスレットも、ドレッシーな雰囲気を際立たせるブラックカーフストラップもどちらも好相性で、その日のファッションに合わせてバンドの付け替えを楽しむことができる。セイコーが腕時計を世に送り出してから110周年を祝う、記念碑的な意味合いを持つ限定モデルとして人気を博すことだろう。

「キングセイコー セイコー腕時計110周年記念限定モデル」 Ref.SDKS013 23万6500円/自動巻き(自社製Cal.6R31)、毎時2万1600振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット(交換用カーフストラップが付属)、ボックス型サファイアクリスタル風防(内面無反射加工)。直径37mm、厚さ12.1mm。10気圧防水。世界限定1200本(国内500本)。2023年2月24日(金)発売予定。

 

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