若くしてデザイナーとしての才能を開花させたマーク ジェイコブスは、23歳で自身の名のファッションブランドを立ち上げ、自社以外ではルイ・ヴィトンで服飾部門のディレクターとして活躍するなど、もっとも成功したニューヨーク出身デザイナーとされている。これまでも彼のブランドから腕時計は発売されていたが、今回、ハイクオリティな時計製造で知られる「ベッドロック・マニュファクチャリング・カンパニー(以下、ベッドロック社)」とパートナーシップを結び、新ライン「ザ マーク ジェイコブス ウォッチ」を発表。ワンランク上のタイムピースを展開することとなった。メインはレディス向けだが、ユニセックスモデルもラインナップされている。
手の届く本格派ファッションブランドウオッチとして新生
「ザ マーク ジェイコブス」は、2019年プレフォールコレクションからスタートしたマーク ジェイコブスの新ライン。「手の届く価格帯でファッショナブルなアイテムを」という、創業者マーク ジェイコブスの熱い想いから生まれたということで、自身も積極的に企画に携わっているという。ウェアやバッグ、ジュエリーなどと並んで本腰を入れているのがウオッチで、その証拠にメジャーブランドの時計製造を請け負っているベッドロック社を新たなパートナーとして選んだ。
「ベッドロック社とのパートナーシップにより、ザ マーク ジェイコブスの時計をご紹介することを楽しみにしています」と語ったジェイコブスの言葉から察するに、デザイナーとしての理想を満足のいくレベルで実現しているのだろう。また、ベッドロック社の創設者トム・カーソータスは、「私たちがマーク ジェイコブスと作り出した作品は、市場が探し求めていた“興奮”を提供することでしょう」と話し、自信のほどをうかがわせている。
まずは5つのコレクションが発表されたザ マーク ジェイコブスのウオッチは、いずれもブランドを象徴する豊かなカラーパレットを生かしたもの。時計本体のクオリティアップに合わせて、レザーストラップやブレスレットも磨きをかけ、機能的かつファッショナブルなモデルに仕上げられている。
WATCHNAVI Salonの注目は「ザ クッションウォッチ」
ジェンダーレスなデザインの「ザ クッションウォッチ」は彫刻のような美しさ、成熟したクラス感が特徴。過去に目を向け未来に影響を与えるというコンセプトのもと、アンティークウオッチのような佇まいと現代的な要素を見事に融合させた。シームレスな輪郭と丸みを帯びた表面のポリッシュケースは、ファッション性も高く、モダンな雰囲気。バリエーションも豊富なため、ペアやシェアの一本としても適する。
多面性を持つ「ザ カフウォッチ」
ユニークで作り込まれたストラップをセットした、遊び心のあるデザインが魅力。カラートーンが若々しく、マーク ジェイコブスブランドの“革”と“時間”に対するこだわりが感じられる。
滑らかな曲面で構築された「ザ ラウンドウォッチ」
ノーマルなラウンドモデルは、デイリーユースを想定。シームレスで滑らかな丸みを帯びた表面と、無駄を排除したミニマルさが、 モダンな印象を与える。
ジュエリー感覚が着ける「ザ チェーンウォッチ」
チャンキーリンクとその重厚感に目を奪われる、同ブランドらしいアーバンストリートスタイルのジュエリーモデル。
アップルモチーフ「ザ ペンダントウォッチ」
マーク ジェイコブスブランドの愛らしく若々しいトーンを表現。洗練された ポリッシュドステンレススチールのシルバーと、ゴールドトーンの2アイテムがラインナップ。
5コレクションともに、マーク ジェイコブスの直営ストアと公式オンラインショップに加え、腕時計のセレクトショップであるTiCTAC系列の全国主要50店舗と公式オンラインストア(https://www.neuve-a.net/TiCTAC/shop/c/c10cc/)で独占先行発売されている。
問:ザ マーク ジェイコブス ウォッチ TEL.03-4360-5445
https://www.marcjacobs.jp/
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