最近オメガの時計が気になる件。浜辺美波さん主演のドラマでも存在感を放っていた!

以前に比べ、筆者はリアルタイムでTVドラマを見る機会が減った。それは録画機能の便利さに頼ってのことで、週末の“一気見”がお決まりとなった。きっと同意見の人も多いと思う。そんなところ、ひとつのドラマが目に留まった。それが2月からスタートした土曜ドラマ『アリバイ崩し承ります』で、なんと劇中にオメガの時計が登場しているのだ!

※こちらは、あくまでもオメガのイメージ写真

第1話でスピードマスター&シーマスターがどアップに!!

ドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系列にて、毎週土曜夜11:15~放送)は注目の若手女優・浜辺美波さんが主演を務める、推理作家・大山誠一郎氏の同名小説を原作とする謎解きミステリー。祖父の跡を継いで時計店を営む主人公の美谷時乃(浜辺さん)は、“時計店で働く者こそ、時間にまつわるアリバイ崩しに適任”という信念を持っており、時計修理業の傍ら探偵業も引き受け、安田 顕さん演じる捜査一課管理官・察時美幸と難事件に挑む、というストーリー。

オメガを着用しているのは、捜査一課刑事・渡海雄馬(成田 凌さん)。父親が大物国会議員という裕福な設定で、おしゃれスーツで決めた“見た目だけは”クールなお坊ちゃん。時乃に好意を寄せており、暇を見つけては彼女の時計店に通っている。察時の部下である彼は、登場人物の誰よりも時計にこだわりを持っているようで、第1話では腕に2本も時計を着用していた。「これは、もしや」と思い注意深く見ていくと、なんと腕元がアップになるシーンが! 画面に映ったのはスピードマスターシーマスター!! 実に羨ましい……ある意味、あのサッカー選手よりもリッチマン!? いや、ウオッチマン!?

 

凄腕刑事!? も認めたスーツに合うクロノグラフ

オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」Ref.311.33.42.30.01.002 70万4000円/手巻き(Cal.1863)。毎時2万1600振動。パワーリザーブ48時間。ステンレススチールケース(シースルーバック)。ドーム型強化サファイアガラス風防。アリゲーターストラップ。直径42mm。5気圧防水 ※強化プラスチックガラスモデル(Ref.311.33.42.30.01.001)は59万4000円

1本は王道中の王道、スピードマスター。NASA(アメリカ航空宇宙局)が船外活動の際に着用を認めた唯一無二のクロノグラフで、1957年にファーストモデルが完成して以来、デザインを大きく変えずに進化してきた。そのバリエーションは膨大で、限定版や素材違いを含めると累計本数1000モデルを雄に超えるのではないだろうか。

そんな多種多様なクロノグラフだが、本ドラマで成田 凌さん扮する渡海が着けているのが、手巻きの「スピードマスター プロフェッショナル」とみられる。同シリーズでも正統派後継機で、現行は古典的な強化プラスチックガラスか、より硬質なサファイアガラスか風防素材によって分かれている。前者はNASAが指定する“もしも風防が割れてしまっても宇宙服を傷つけない”というプロ仕様。後者は傷がつきにくく、一般ユーザーの実用性を追求しており、さらにケースバックがスケルトンになっていて美しいムーブメントを眺められるようになっている。

見た目が同一のために渡海愛用モデルがどっちなのかはわからないものの、スピードマスター プロフェッショナルなのはほぼ確実。おしゃれ男子だからこそ、一本目は手堅い定番時計を選んだのだろう。

 

ハイスペック&ラグジュアリーでセレブ感を演出

オメガ「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」Ref.210.22.42.20.01.001 80万3000円/自動巻き(自社製Cal.8800)。毎時2万5200振動。パワーリザーブ55時間。ステンレススチール+18Kイエローゴールドケース(シースルーバック)。ドーム型強化サファイアガラス風防。ラバーストラップ。直径42mm。300m防水

2本目がスピードマスターと双璧を成す人気シリーズ、シーマスターのステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせた豪華仕様。こちらも伝統的なコレクションで、2018年デビューの現行はマスター クロノメーターに進化したことで機械式時計のウィークポイントである磁気帯びとは無縁、1万5000ガウスもの耐磁スペックを実現している。

そのほかも300m防水、飽和潜水対応、ブラックセラミックベゼルといった刑事にぴったりといえる屈強ダイバーズだが、ゴールドを使ったハイラグジュアリーなバリエーションを選んだところが、リッチコーデが得意な渡海らしいチョイス。堅実なスピードマスターとは打って変わり、波模様を配した文字盤に遊び心が感じられる。この特徴的なデザインは、1993年に発売された「シーマスター ダイバー300M」のオリジナル譲りのもの。同モデルは映画『007』で世界一有名なスパイ=ジェームズ・ボンドが着用したことから、“ボンドウオッチ”の愛称で親しまれる存在になった。渡海もボンドに憧れたのかも!?

 

今回はあくまでテレビ画面を通してのモデルジャッジのため、断定するものではないのであしからず。このようにドラマや映画の劇中に登場する時計というのは、着用キャラクターのイメージを膨らませるアイテムで、実に興味深い。『アリバイ崩し承ります』第1話では、王道クロノグラフとラグジュアリー・ダイバーズが登場していた。その他のエピソードでも腕元に時計は見えるのだが、ハッキリとは判明しなかった。果たして次回、再びオメガの姿が確認できるのだろうか? 久々にリアルタイムのテレビ鑑賞といこうか。

 

問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/

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