スイス屈指のラグジュアリーウオッチブランド【オーデマ ピゲ】が用意する特別なカスタマーサービスを識る

＜取材協力＞
オーデマ ピゲ

高級時計そのものの進化・発展と同じく、購入後のサポート体制も日々変化し続けている。1875年の創業時から独立経営を貫き、数々の傑作時計を輩出してきた雲上ブランドの筆頭、【オーデマ ピゲ（AUDEMARS PIGUET）】もまたアフターサービスの拡充に余念がない。その背景にある想いを、日本のクライアントケアマネージャーに聞いた。

↑カスタマーサービスのレセプション。予約優先のため、来店前にLINEなどで事前予約すると便利。

世界でも稀有な日本のアフターサービス。よりストレスフリーな体制を目指して進化し続けている

スイス最高峰ブランドの一つに数えられるオーデマ ピゲは、その時計製造のみならずアフターサービス体制でも盤石の体制を敷いている。とくに日本は、国内に優秀な技術者を揃えたサービスセンターを構える数少ないエリアであり、購入後も安心して付き合っていける。しかも同社のサービスはグローバルで情報を共有しながら、日々より良くなっているのだ。最新事情について、担当者に話を聞いた。

（クライアントケアマネージャー）「昨年から導入したWEBピックアップサービスは、お客様のタイミングでオーバーホールなどがご依頼いただけるとあって好評です。銀座にお越しいただくことなく作業完了品をご返送するので、とくに遠方の方に喜ばれていますね。ブティック2階のサービスデスクでの対応もこれまで通り行っていますので、オンラインでも対面でも皆さまのご都合の良い形でご利用していただきたいですね」

↑カスタマーサービス併設のストラップサロン。在庫があればその場で購入、交換が可能だ。

 

WEBピックアップサービスは事前にオンラインで個体情報などを入力していくだけで完了。手元に届いたキットに同梱された手順に沿って準備を進めればよく、配送・返送時は運送保険までオーデマ ピゲが負担してくれる。また、つい最近導入された「プリペイメントサービス」を利用すれば、依頼から手元に戻ってくるまでの一連の流れがさらにスムーズになるという。

「このサービスは私たちがご提示した見積もりの額面で事前に承認いただき、作業完了を待たずお客様に先にお支払いいただくもの。従来の作業完了からお支払いを確認後にお渡し、といった手順が省略できるため、よりスムーズにお客様のお手元にお返しできるようになります。もし追加費用がかかった場合は、10％まではオーデマ ピゲが負担します。かなりの年代物など一部例外はありますが、どなたも安心してご利用ください」

この10年で急成長を遂げ、日本でも多くのAPオーナーが誕生。ブランドが推奨する4年前後のオーバーホール期間を考慮すれば、カスタマーサービスへの依頼は増え続けることだろう。それを見据えたオーデマ ピゲの体制構築はさすがというほかない。一方、同社が昨年から始めた「AP カバレージサービス」は、日本のオーナーの声に応えたものだという。こうした、ブランドとオーナーの良好な相互関係もまた、独立した家族経営を続けるオーデマ ピゲらしいエピソードである。すべてはオーナーのため。カスタマーケアのクオリティは、これからさらに向上していくことだろう。

 

 

 

問い合わせ先：オーデマ ピゲ ジャパン　TEL.03-6830-0000

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※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text／水藤大輔（WATCHNAVI編集部）　Photo／高橋敬大（TRS）

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