クロノグラフの名門ブランド「ブライトリング(BREITLING)」の純然たるフラッグシップで、日本市場でも同社きってのシェアを誇る「クロノマット」がリニューアルを果たした。この人気シリーズの新型について、CEOのジョージ・カーン氏にビデオ会議取材を行う機会を得たため、その様子をまとめる。
GEORGES KERN(ジョージ・カーン)氏
ブライトリングCEO(最高経営責任者)。1965年、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。複数のブランドでキャリアを積み、2002年に36歳の若さでIWCのCEOに就任。2017年より現職
「無人島に持っていきたい万能ウオッチができました」
「このたびの新型コロナウイルスの影響により、世界が危機的状況を迎えました。こうした経験を踏まえ、今後は消費者の行動も変わると考えています。つまり、手にした商品が環境や健康に与える影響をより深く考察し、買うか買わないかを決める人々が増えるということ。そうした点でオーシャン・コンサーバンシーの活動のサポートやリサイクル素材のエコニール製NATOストラップなどを続けているブライトリングの取り組みは、正しかったと振り返ることができます」
こちらがジョージ・カーン氏が期待以上の仕上がりだと太鼓判を押す新型クロノマット。ルーローブレスレットに交換可能なライダータブなど、かつての意匠がモダンに復活! ブライトリング「クロノマット B01 42」Ref.IB0134101G1A1 112万2000円
「さて、本題のクロノマットですが、これはウェブキャストで発表してから、私のキャリアで最も大きな反響を得た新作となりました。ライダータブやタキメーターといったアイコンに加え、ルーローブレスレットを復活させました。これにより、他者との違いを明確にできたと思います」
ブライトリングのセグメントには、「シー」「ランド」「エアー」「プロフェッショナル」の4つあるが、新たなクロノマットはどこに分類されるのか。
「この時計は、その歴史のなかでパイロットもレーサーもセーラーにも愛用されてきました。私は今回のクロノマットを、すべての領域をカバーするマルチパーパスウオッチだと考えています。ジーンズにもスーツにも、タキシードにも合う万能性を持った時計。もし無人島に一本だけ時計を持っていくとしたら、間違いなくこのクロノマットを選びますね」
カーン氏にこのような情勢でも製造ラインは大丈夫なのかを尋ねたら、無言でサムズアップのジェスチャーが。すでに日本でも入荷しているとのことなので、手にとる日を楽しみにしたい。
ブライトリング「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101G1A1 97万9000円/自動巻き(自社製Cal.ブライトリング01)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm(厚さ15.1mm)。200m防水
「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101C1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101C1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101B1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101B1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101K1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション」Ref.AB01344A1C1A1 99万8800円
「クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション」Ref.AB01344A1C1A1 99万8800円
「クロノマット B01 42 ベントレー」Ref.AB01343A1L1A1 97万9000円
「クロノマット B01 42」Ref.IB0134101G1A1 112万2000円
「クロノマット B01 42」Ref.UB0134101B1U1 144万1000円
「クロノマット B01 42」Ref.UB0134101C1U1 144万1000円
「クロノマット B01 42」Ref.RB0134101B1S1 236万5000円
問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/
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